茨城県の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザに感染したニワトリが確認され、県はきょう正午ごろから、およそ108万5000羽の殺処分を始めました。

茨城県によりますと、きのう、八千代町の養鶏場から「通常よりも死ぬニワトリの数が増えている」と県に通報がありました。

県がこの養鶏場のニワトリ10羽の簡易検査を行ったところ、8羽から高病原性鳥インフルエンザの陽性が確認されました。その後の遺伝子検査でも、鳥インフルエンザへの感染が確認されたということです。

これを受け、茨城県はきょう正午ごろから、この養鶏場で飼育されているニワトリの殺処分を行っていて、最終的におよそ108万5000羽を殺処分するということです。

また、県はこの養鶏場から半径10キロ以内の農場に対して、ニワトリなどの移動や搬出を制限しています。

茨城県内で鳥インフルエンザの感染が確認されたのは、今シーズン初めてです。

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