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NYタイムズ「富山にいくべき」なぜ? 記事書いた記者直撃 地元の名店も驚き、“世界一美しいスタバ”に殺到?【Nスタ解説】

国内
2025-01-09 21:29

アメリカのニューヨーク・タイムズが発表した「2025年に行くべき52か所」。日本からは大阪市と北陸の富山市が選ばれました。


【写真を見る】NYタイムズで紹介された富山の名店


NYタイムズが発表「2025年に行くべき52か所」になぜ富山市?

良原安美キャスター:
理由として、大阪市は2025年4月に大阪・関西万博の開幕を控えているという点。そして、富山市は混雑を回避しながら文化的な感動とグルメが味わえるという点です。


では、富山の魅力について迫っていきたいと思います。


富山市は日本海と立山連峰に挟まれた場所にあります。アクセスですが、東京からは飛行機で約1時間、北陸新幹線で約2時間5分。大阪からも新幹線で約2時間35分、名古屋からも約2時間35分で着きます。(富山県HPより)


富山市役所の観光政策課担当者によると、「(北陸エリアは)飛騨高山や金沢など観光地があり、富山市は“通過点”になりがち」ということなんです。


今回、ニューヨーク・タイムズの「2025年行くべき場所」に選ばれた理由として、「コンパクトで歩きやすい街」ということが挙がっていました。というのも、富山市は日本初のLRT「富山ライトレール」があり、富山駅を起点に南北に広く整備されていて、いろんな場所にアクセスしやすいということなんです。


富山市で人気の観光地 “世界一美しいスタバ”に殺到?

良原安美キャスター:
2023年と2024年の訪日外国人の人気観光地(富山)のランキングも見ていきたいと思います。


2023年
1位 富岩運河環水公園
2位 雪の大谷
3位 富山市ガラス美術館

2024年
1位 大観峰
2位 富岩運河環水公園
3位 富山市ガラス美術館


「富岩運河環水公園」は2023年・2024年ともにランキングに入っています。


どんな公園なのかと言うと、富山駅から約800m(徒歩10分)のところにあり、アクセスが大変いいということです。そして、外国人観光客の口コミには“世界一美しいスタバ”と書かれています。


“世界一美しいスタバ”というのは、「スターバックス富山環水公園店」のことで、四季折々に変化する公園を楽しめるように3方ガラス張りになったスターバックスなんです。


どんな景色が中から見られるのかというと、店内の風通しが良く、橋なども見えたりして景色がいいんですね。それから夜になるとライトアップされます。外国人観光客の口コミでは「世界で最も美しいスターバックスの一つ。ガラスの壁、素晴らしい眺めのテラス」、「世界一きれいな夜景のスターバックスだ!」という声もありました。


この店の横には桜並木があるので、春になると綺麗な桜並木とこのスターバックスとの写真などもたくさんアップされていました。


外国人からするとスターバックスは街中にあるものなので、このように自然に溶け込んだ形の店舗というのは大変珍しく、美しいものということなんですね。


「2024年に行くべき場所」に選ばれていた山口市の変化は?

良原キャスター:
2024年もニューヨーク・タイムズの「2024年に行くべき場所」に日本の山口市が選ばれているんです。


実際に観光客が集まっているのか、山口市の湯田温泉旅館協同組合の吉本康治専務理事に話を伺うと、「街で見かける頻度は確実に増えたが、“街が外国人で溢れた”ほどではない」と話しています。


実際に外国人観光客はどれくらい増えたのでしょうか?


湯田温泉の外国人宿泊者数は、アメリカからは約2倍、ヨーロッパからは約1.4倍、全体としては8385人から9467人に増えました。ニューヨーク・タイムズの記事を見て訪れようと思った人はいたということなんですね。


そして、記事と一緒に掲載されていた紅葉の写真なんですが、こちらは龍福寺の画像なんだそうです。特に場所の記載はありませんでしたが、「紅葉シーズンは車も止められないほどすごい人の数だった」ということです。


ほかにも、2025年の狙い目として、国宝に指定された山口のシンボル「瑠璃光寺五重塔」が令和の大改修中で今は見えない状態なんですが、2025年3月にシートが外れる予定なので、「ぜひ、今年2025年こそ山口市に来てほしい」と吉本専務理事は話していました。


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情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

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