去年11月、千葉県野田市の住宅に侵入し、ショルダーバッグなどおよそ140万円相当を盗んだとして男子高校生2人が逮捕された事件で、警察は新たに指示役とリクルーター役の男を逮捕しました。

窃盗などの疑いで逮捕されたのは、東京・江戸川区の無職の男（20）とフィリピン国籍で葛飾区の自称・飲食業の男（19）です。

2人は去年11月13日の午後、野田市の住宅に寝室の窓ガラスを割って侵入し、ショルダーバッグや腕時計などおよそ140万円相当を盗んだ疑いがもたれています。警察によりますと無職の男は指示役で、フィリピン国籍の男に実行役らを集めるように指示し、知人ですでに逮捕されている男子高校生2人を誘ったということです。

指示役の男は秘匿性の高い通信アプリ「シグナル」で「ホセ」というアカウント名を使い、実行役の2人に犯行中も指示を出していました。

取り調べに対し2人は容疑を認めていて、無職の男は「上から指示が送られてきた」と供述しているということで、警察はさらに上役がいるとみて調べています。

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