今年春に卒業する予定の大学生の就職内定率が前の年の同じ時期に比べて1.7ポイント下回り、4年ぶりに低下したことがわかりました。
厚生労働省と文部科学省の調査によりますと、今年春に卒業する予定の大学生の就職内定率は先月1日の時点で84.3%でした。
前の年の同じ時期に比べて1.7ポイント下回っていて、4年ぶりの低下となりました。
厚労省は、この時期の内定率が下がった要因として学生優位の“売り手市場”をあげていて、「急がなくても内定を得られる状況にあるため、例年に比べて就職活動への動き出しが遅い学生が多いことなどが影響したとみられる」としています。2月ごろには例年通りの水準になると見込んでいるということです。
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