
埼玉県警は、初動捜査の強化や検挙率の向上を目的とした「捜査支援課」をきょう(1日)、発足させました。
埼玉県警・野井祐一本部長
「刑事部捜査支援課が、初動捜査の要であるという確かな自覚をしていただき、必ず被疑者を検挙するという熱意と使命感を持って仕事をしていただきたい」
埼玉県警がきょう、発足させた「捜査支援課」は、事件発生時の防犯カメラの収集や精査など、事件の早期解決のために重要とされている初動捜査の強化を目的に立ち上げられました。
埼玉県内では近年、「匿名・流動型犯罪グループ」による犯罪や外国人による犯罪などが増加傾向で、およそ110人体制で事件が発生次第、現場に駆けつけ、情報収集から容疑者の確保まで幅広く活動するということです。
埼玉県警刑事部捜査支援課・中澤宏之課長
「捜査支援課が現場に行った事件は、しっかりと検挙する。捜査支援課が行けば、やっぱり検挙まで早いなと県民などから評価される課にしていきたい」
埼玉県警は、「手口や事件の形態は問わず、危険性や切迫性などを総合的に判断し、可能な限り多くの現場に行き、早期検挙で発生の抑止にもつなげたい」としています。
・スマホのバッテリーを長持ちさせるコツは?意外と知らない“スマホ充電の落とし穴”を専門家が解説【ひるおび】
・「パクされて自撮りを…」少年が初めて明かした「子どもキャンプの性被害」 審議進む日本版DBS “性暴力は許さない”姿勢や対策“見える化”し共有を【news23】
・「誰も死なないという選択肢は考えられない」幼少期の虐待・ネグレクトの末たどり着いた両親の殺害 15歳の少年が逃れたかった「恐怖と束縛」