
アメリカのトランプ大統領が、日本がアメリカ産のコメを輸入していないと強い不満を表明し、関税交渉で譲歩しない姿勢を示したことについて、林官房長官は1日、「コメントは控える」とした上で、引き続き、日米双方の利益となる合意の実現に向け協議を続けていくと強調しました。
トランプ大統領は自身のSNSに、「私は日本をとても尊敬している。しかし、大規模なコメ不足が起きているにもかかわらず、日本は我々のコメを輸入しない」と強い不満を表明しました。
貿易赤字の解消を求めるトランプ大統領は関税交渉で譲歩しない姿勢を示していますが、林官房長官は「コメントは差し控えたい」と話した上で、日米双方の利益となる合意の実現に向け協議を続けていくと強調しました。
林芳正 官房長官
「閣僚級協議においても、日米間で精力的に協議を続けていくことで一致したところであります。我が国としては引き続き日米双方の利益となる合意の実現に向けて、真摯かつ誠実な協議を精力的に続けてまいります」
「トランプ関税」をめぐる交渉では今月9日が期限の目安となっていますが、トランプ氏はそれまでに合意できなかった国には交渉を打ち切って一方的に手紙で関税率を通知すると話していて、日本に対して交渉を打ち切る可能性を示すなど、圧力を強めていて、日本は対応を迫られています。
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