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モバイルバッテリー 飛行機内の荷物棚もNGに!目の届く場所で管理を 相次ぐ火災受けルール変更

国内
2025-07-02 20:19

飛行機内でのモバイルバッテリーによる火災が急増しています。機内の荷物棚に入れるという方もいると思いますが、8日からは荷物棚も「ダメ」というルールに変更になります。


激しく燃える炎。今年1月、韓国の空港で起きた火災です。


機内の荷物棚に入れていたモバイルバッテリーが原因とみられています。


このモバイルバッテリーをめぐり来週から、飛行機に乗る際、“置き場所”に注意が必要になることを知っていますか?


利用客
「そうなんですか!?知らないです。えー」
「火がパチパチしても気づかないと思うので、それがいいかなと思う」


機体から燃え上がる炎。今年1月、韓国の金海空港で旅客機から火が出ました。機内で撮影された写真には、荷物棚から炎のような赤い光が見えています。


火災の原因と見られているのが、モバイルバッテリーです。


こちらは、香港航空の機内の様子。乗客らが荷物棚に水やジュースをかけています。


別の角度から見てみると、荷物棚から火が。こちらの火災も、モバイルバッテリーが出火の原因とみられています。


機内での火災が相次いでいることを受け、来週8日から、主要な航空会社各社が新しいルールを設けます。


これまで、モバイルバッテリーを預け荷物に入れることが禁止となっていましたが、機内に持ち込む際にもモバイルバッテリーを荷物棚に入れないよう呼びかけます。


今後はバッテリーの異変を早く察知するため、手元など、状態が見えるところで管理することが求められます。


20代
「何かあった時に自分だけじゃ対処できないので、誰の目にも届くところに置くのは大切かなと」
30代
「面倒な部分もあるんですけど、誰が持っているかわからない状態なので、手元にあったほうが安心かな」
20代
「コードが長いと鞄の中に入れながら使うので、ちょっと手間がかかっちゃう」


航空会社でも対策を進めています。


全日空が去年から全ての機体で導入したのは、保冷バッグのような袋。バッテリーを袋に入れることで、発火した場合でも、中の「消火フィルム」が熱に反応し、消火剤が出る仕組みになっているのです。


海外でも。


香港では今年4月から、モバイルバッテリーを荷物棚に入れないことに加え、飛行中の充電も禁止されています。


今月末からは夏休み。旅行シーズンを前に、バッテリーの扱いに注意が必要です。


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情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

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