E START

E START トップページ > 国内 > ニュース > いすみ鉄道の脱線事故は枕木の腐食やひび割れでレール幅広がったことが原因の可能性 会社予算などで枕木交換十分にできず 国の運輸安全委員会が調査報告書公表

いすみ鉄道の脱線事故は枕木の腐食やひび割れでレール幅広がったことが原因の可能性 会社予算などで枕木交換十分にできず 国の運輸安全委員会が調査報告書公表

国内
2025-10-02 10:07

去年10月に千葉県いすみ市と大多喜町を走るいすみ鉄道で列車が脱線した事故について、国の運輸安全委員会が脱線の原因は枕木の腐食やひび割れの可能性が高いとする調査報告書を公表しました。


この事故は、去年10月千葉県いすみ市と大多喜町を走るいすみ鉄道の列車が国吉駅から上総中川駅の間を時速41キロで走行中に、8本の車輪のうち6本が脱線したものです。


国の運輸安全委員会がきょう(2日)公表した調査報告書では、事故の原因について、腐食やひび割れのある枕木が連続し左右のレールの幅が広がったことが脱線につながった可能性が高いとしています。


いすみ鉄道では老朽化で補修が必要な枕木が多い一方で、会社の予算や施工能力を超えていたことから枕木の交換が十分にできておらず、腐食やひび割れがある枕木が連続していたと考えられるということです。


こうしたことから、運輸安全委員会はいすみ鉄道に対し、強度の強いコンクリート製の枕木を増やすために国や自治体からの協力を得たり、社外の技術支援を積極的に活用したりすることなどを求めています。


いすみ鉄道は事故以降、全線で運休が続いていて2027年の秋頃に一部区間で運転再開を目指すとしています。


【全文公開】“ラブホテル密会” 小川晶・前橋市長の謝罪会見【前編】「最初にホテルへ誘ったのはどちらから?」記者と小川晶市長の一問一答(9月24日夜)
“ポカリ”と“アクエリ” 実は飲むべき時が違った! “何となく”で選んでいませんか?効果的な飲み分けを解説【Nスタ解説】
「道が分からんのよ…」午前3時、車道の真ん中に93歳の男性 携帯には大量の不在着信 25歳の女性がとっさに取った行動は 広島


情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

ページの先頭へ