2025年2月に一時休館した帝国劇場の備品が驚くような値段で販売され、人気を博しています。
「秒殺です」即完売のものも…帝国劇場の備品が特別販売
1911年(明治44年)に開場した「帝国劇場」。
その後、1966年(昭和41年)に竣工した2代目“帝劇”が建て替えのため、2025年2月末で一時休館しました。
その帝劇の“お宝備品”146アイテムが現在、購入可能になっています。
例えば…
東宝 演劇部 畑野秀明さん
「実際に役者の方が入り口のところで通って。毎朝通って楽屋に入るときに見送っていた看板」
ファンにもなじみ深い「ご案内板(楽屋入口)」。お値段は18万5000円とのことですが…
東宝 演劇部 畑野秀明さん
「(完売は)一瞬ですね、秒殺です」
他には、観客に貸し出されていた「ブランケット(1万円 ※品切)」や、ロビーの待ち合わせ用ソファー「ロビー白ソファ(小/2人掛け)18万5000円」などがあります。
ボード、ソファ、暖簾…一体どんな備品が買える?
山形純菜キャスター:
帝国劇場から備品を、特別にお借りしました。
▼「本日千穐楽ボード」25万5000円 ※抽選
「本日千穐楽」と書かれているもので、売られているのはボードのみです。
▼「取っ手(丸)」3万8000円 ※品切れ
正面入口のガラスドアに取り付けられていた丸型の取っ手。約3キロの重さがあります。
▼「喫茶チェア」8万4000円
2階の喫茶で使用されていた赤色の椅子です。
▼「楽屋暖簾」3万5000円 ※品切れ
数多くの名優たちが、この暖簾をくぐって舞台上へと向かっていきました。
他にも以下のような備品があります。
▼「楽屋ソファ」36万円 ※抽選
楽屋に置かれていた白いソファー。役者さんが座っている可能性があります。
▼「楽屋前座長名掲出ボード」12万6000円 ※抽選
楽屋の部屋割りが分かるように、座長名が載っていたボードです。
▼「箱馬」1万6500円 ※品切れ
スタジオに用意された箱馬は、1986年から約40年使われていました。
帝国劇場の備品をどう活用する?購入者に聞いた
山形キャスター:
それではどんな人が購入しているのでしょうか。購入した人に取材しました。
堂本光一さんのファン歴20年・りきとさん。100回以上帝国劇場で観劇したそうです。
そして、奥様も同じく堂本さんのファンで、ウエディングフォトは帝国劇場で撮影しました。
「帝劇はたくさん通った人生の一部を彩った劇場です」と話すりきとさんは、帝国劇場の備品を合わせて6点、購入・抽選申し込みをしたそうです。
もし抽選に当たったら、どのように使うのかというと、「新築予定の家の入居日に、『本日初日ボード』を掲げて記念撮影をしたい」ということです。
他にも、「客席(3人掛け)42万円」は現在、抽選申し込み中。「ラグマット(2万8000円)」「ブランケット(1万円)」は購入済みだそうです。
これらの備品で、家のリビングを帝国劇場風にして、帝劇の思い出の作品をそこで鑑賞するそうです。
今ちょうど間取りを決めている最中で、客席が当選したら、それに合わせたサイズでリビングを作っていくそうです。
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