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「下から見たら普通の森」計画から6年…地上からは見えない世界最大のお墓“前方後円墳”を空から観光【Nスタ解説】

国内
2025-10-02 21:22

大阪・堺市では、教科書でおなじみの仁徳天皇陵とみられるものを含む、古墳群を気球にのって空から観光するサービスが10月4日にスタートします。


【写真を見る】「仁徳天皇陵」の気球観光 地上110メートルから見た眺め


計画から約6年 空から眺める「仁徳天皇陵」気球観光スタート

「仁徳天皇陵」と伝えられる大山古墳。「エジプト クフ王のピラミッド」「中国 秦の始皇帝陵」と並び、世界最大のお墓です。

一帯の古墳群が大阪府初の世界遺産に登録され、盛り上がりを見せる中、古墳観光には大きな問題がありました。


高柳光希キャスター
「古墳の前に来ましたが、木に囲まれているため『仁徳天皇陵』がどこにあるかは全くわかりません」


あまりに大きすぎて、地上から全体像が見えないのです。


堺市民
「下(地上)から見たらもう普通の森


そこで打開策として考えられたのが、
気球に乗って空から古墳を眺めるという観光プランです。2020年開始の予定でしたが、新型コロナの影響で計画は停滞。


構想から4年後の2023年、やっと気球にガスを充てんするまでにこぎつけましたが、突然、気球のヘリウムガスが外に漏れ出し失敗。原因はわからず、機材全てを入れ替えることに。

資金調達などでさらに2年かかり、やっと9月に機材が到着しました。

計画から約6年。10月4日の運行開始を前に、気球からの様子をお届けします。


気球から“前方後円墳” メディアで初!生中継

井上貴博キャスター:
大阪府堺市で「仁徳天皇陵」と伝えられる、世界最大の古墳「大山古墳」を上空から眺めるための気球の運行が4日から始まります。


「仁徳天皇陵」はあまりに大きすぎて地上からは全体を見ることができません。近くにある堺市役所の21階展望ロビー(80m)から見ても森のようなものしか見えず、全体像はよくわかりません。

番組では一足先に気球に乗せてもらうことができました。


「仁徳天皇陵」の全体像 地上何メートルから見えるのか

高柳光希キャスター:
地上20mから見ると、古墳の周りのお堀は見えるのですが、やはり「仁徳天皇陵」の全体像はわかりません。

その後、地上100m近くでようやく「前方後円墳」の形が見えるようになり、地上110mで全体を見渡すことができました。


井上キャスター:
「仁徳天皇陵」は、世界三大墳墓の一つに数えられる世界遺産です。

堺市は観光資源として魅力を訴えるために気球の運行を4日から始めるということです。


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