偽造硬貨を使用した疑いです。
「窓口での見破りは困難」ニセの記念硬貨
中国籍の会社役員、シュエ・ジーウェイ容疑者(36)。2025年6月、信用金庫でニセの銀貨幣19枚を、本物のように装って使った疑いが持たれています。
犯行に使われたのは、40年前、昭和天皇の在位60年を記念して作られた銀貨幣の「ニセ物」です。
本物は当時1000万枚発行され、購入するための抽選券を求めて行列もできました。金融機関に持っていくと1万円に換金することができます。
よく見比べると、ニセ物は白っぽくて光沢がないように見えますが、専門家は「窓口での真贋鑑定は難しい」と指摘します。
偽造通貨対策研究所 遠藤智彦 所長
「機械(鑑定機)がないので目視になる。偽造をその場で見破るっていうのは、ちょっと難しいと思います」
2025年4月以降、全国7都県の信用金庫や農協など、約30店舗に持ち込まれたニセの銀貨幣。被害は少なくとも630万円にのぼるそうです。
財務省も、ニセの銀貨幣が相次いで確認されているとして注意を呼びかけています。
価格高騰でニーズも増 ネットでの取引に注意
出水麻衣キャスター:
銀貨だけではなく、昭和天皇の在位60年を記念して作られた「金貨」もあります。当時10万円でしたが、現在の買取価格は41万1200円と4倍以上になっています。(古銭買取専門店アンティーリンク 2025年12月23日現在)
金の価格が高騰し、記念金貨のニーズが増えているといいます。
偽造通貨対策研究所の遠藤所長によると、本物かニセ物かの判別するポイントは「光沢感」にあるということですが、写真での判別は難しいため、ネット取引は絶対にしないでくださいということです。
金額が上がれば、それにつけ込む詐欺などが出てくることは世の常です。慎重に行動していただきたいなというふうに思います。
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