山梨県上野原市の山林火災は延焼が続き、火の手は住宅の目前に迫っています。火元はどこだったのか?発生直後の現場の写真から探ります。
山林火災 住宅まで50mに迫る火の手
暗闇を赤く染める炎。山梨県上野原市で発生した山林火災は、30時間以上燃え続けています。
8日に発生した山林火災、近くの住宅まで少なくとも700メートルだった火の手も、約50メートルまで迫りました。
これまでにけが人や建物への延焼は確認されていませんが、上野原市は山のふもとの一部地域、76世帯143人に避難指示を出しています。
近隣住民
「(火が)来てますね。迫ってますね。不安ですよ」
「昨日は向こうだよ、燃えているの。それがこっちに段々風にあおられてきちゃった。一番怖いよ、火っていうのは」
山梨県や東京都などのヘリコプター4機による放水に加え、災害派遣要請を受けた自衛隊のヘリコプターも出動。
日没まで放水を続けましたが、鎮圧のめどはたたず、焼失面積は約16ヘクタールにまで拡大しています。
「燃えた木が転がり落ちて…」延焼の要因は…
火災の火元は一体どこだったのでしょうか?
発生直後、山頂付近で地元の消防団が撮影した写真からは、積み上げられた木材でしょうか、燃えているのがわかります。
消防によりますと、扇山登山道の中腹の休憩スペースとなっている、ほこら周辺が火元となり、周囲に燃え広がったとみられるということです。
消防団員
「切り株というか燃えた木が転がり落ちてしまって、枯れ葉に燃え広がって、傾斜が急なので、切り株がどんどん落ちてくる。転がって落ちてくるので、危ない状況でした」
現場は斜面が急なことから、火がついた廃材などが次々と下に落ちたことで火の手が広がったといいます。
出火の詳しい原因はわかっていませんが、上野原市では1月に入っての雨量は0ミリと雨が少ない状態が続いていて、この先もまとまった雨はしばらく降らない予報となっています。
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