60年ぶりとなった通常国会冒頭での衆議院解散。戦後最も短い期間となる選挙戦が事実上、始まりました。選挙区では、すでに熾烈な戦いが繰り広げられています。
戦後最短16日間の選挙戦へ 衆院が解散
23日、国会の開会前、高市総理は議員たちに声をかけました。そして午後1時すぎ。
額賀福志郎 衆院議長
「衆議院を解散する」
与党:バンザイ !
野党:なんでだ!
万歳をするのは与党議員のみ。 通常国会冒頭での解散は60年ぶりです。
結党したばかりの 「中道改革連合」の安住共同幹事長は、 国会を去る1人1人と握手を交わします。
政府は衆議院選挙を「1月27日公示、2月8日投開票」とする日程を決定。解散から投開票までの期間が戦後最も短い16日間の選挙戦が事実上スタートします。
高市早苗 総理(23日)
「重要な政策転換がある。こういったものも含めて新たな国作りを進めて良いのかどうか、これはぜひ国民の皆様に直接問いたいと思っている」
参政党 神谷宗幣代表(23日)
「”ひとりひとりが日本” というキャッチコピーでいきたいと思う」
参政党は衆院選の公約を発表。「消費税廃止」のほか「外国人の不法滞在の取り締まり強化」などを掲げました。
「危機感はある」“新党結成”公明党の行方は
すでに各選挙区では熾烈な戦いが始まっています。
元デジタル大臣の牧島かれん氏。小田原市などを含む神奈川17区に自民党から出馬予定です。
自民党 牧島かれん氏(49)
「前回も精いっぱいだったけど、今回も精一杯頑張るをさらに超えて、やらなくちゃいけないよねっていう危機感はある」
牧島氏が危機感を覚えるのにはワケがあります。前回の総選挙では立憲民主党候補との一騎打ちで牧島氏が勝利。しかしその差はわずか4000票ほどでした。
今回の選挙ではこれまで与党として協力してきた公明党が立憲民主党と新党を結成。各選挙区で1万票程度あるとも言われる公明党の組織票次第では逆転される可能性があるのです。
公明党員に聞く「自民党の応援は?」
新党・中道改革連合から出馬する佐々木奈保美氏。前回は自民党から立候補した牧島氏に敗れたものの、比例代表で復活当選しました。
新党で迎えることになる初の選挙戦。これまで反対していた「原発の再稼働」を条件つきで容認するなど、その政策に対し従来の支援者から疑問の声も聞かれます。
期待するのは、これまで敵対関係にあった公明党陣営からの協力です。
中道改革連合 佐々木奈保美氏(56)
「期待しています。もう信じて、期待している」
公明党の市議からは…
──(今回は)自民党は応援できない?
公明党 小田原市議 楊隆子氏
「どこまでも私たちは公明党の議員なので、斉藤代表の思い、全体を押し上げていく立場」
公明党 小田原市議 中野正幸氏
「中道改革連合を勝たせるのが今の私たちのミッションであり、公明党の戦いなので」
数日前に公認内定「何とか間に合う限りやる」
この自民と中道の2人に割って入るのが…
国民民主党 中村太一氏(37)
「国民民主党がんばるので、どうかよろしくお願いします」
国民民主党から立候補予定の新人・中村太一氏。党から公認内定の発表があったのは数日前です。
国民民主党 中村太一氏
「ビラも配るし、ネットでもとにかく自分の思いであったりとか政策を伝えるし、何とか間に合う限りでやらせていただくしかない」
短い期間の中で有権者はどのような判断をするのか。注目されます。
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