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第2次高市内閣が発足 巨大与党で国会スタート “高市チルドレン”は初登院で…総理は予算案の年度内成立に意欲【news23】

国内
2026-02-19 12:15

高市総理が第105代内閣総理大臣に選出されました。巨大与党を率いる高市総理は、私たちの「暮らしの課題」にどう応えるのでしょうか。


【写真で見る】「高市内閣2.0」の閣僚勢揃い 総理の隣に片山さつき大臣と小野田紀美大臣


「挑戦し続けます」 「高市内閣2.0」始動

総選挙“圧勝”を経て、総理大臣に再任された高市氏。18日夜、記者会見を行いました。


高市総理
「自由民主党の歴史の中で最も多い議席数によって、高市政権を信任してくださった国民の皆さまに厚く御礼を申し上げます。自民党単独で3分の2超の議席を獲得したことで私が大きな権力、白紙委任状を得たという方もおられます。そのようなつもりは全くありません


閣僚全員を再任する形で発足した“第2次内閣”。自ら、こう命名してアピールしました。


高市総理
「本日より『高市内閣2.0』の始動です。『高市内閣2.0』は挑戦し続けます。日本国憲法の改正、皇室典範の改正、議員定数削減の実現。自民党も挑戦し続けます。決断と前進、そして挑戦の内閣として、挑戦の先に希望ある未来を、強く豊かな日本列島を実現してまいります」


「責任ある積極財政」などの看板政策に加えて、憲法改正などにも「挑戦する」と明言した高市氏。その背景にあるのは、衆議院選挙で得た“数の力”です。


“高市チルドレン”66人 なかには妊娠中の議員も

18日、国会に初登院した新人議員。衆院選で初当選を果たした議員は106人、うち66人が自民党の“高市チルドレン”です。


自民党・新人 村木汀 衆院議員(26)
「どうしたらいいでしょうか?こういうものですか?」


慣れない取材対応に戸惑いを見せる最年少、2000年生まれの村木汀議員。


――「高市チルドレン」とも言われている


自民党・新人 村木汀 衆院議員(26)
「好みが分かれる表現だとは思っておりますが、やはり高市政権の期待の高さの結果、議席が多く得られたというところは事実。気を引き締めて頑張っていきたい」


妊娠中という状況で選挙戦を戦い抜き、初当選した藤田ひかる議員は…


自民党・新人 藤田ひかる衆院議員(35)
「本当にお腹の子はよく一緒に戦ってくれたなと思っていますし、これからも一緒に成長しながら仕事をしていくことになると思うので、感謝ですね。よく一緒に頑張ってくれたなっていう」


中には国政に返り咲き、再び国会での活動をスタートさせる議員も。


参政党 豊田真由子 衆院議員
「なんか調子こいてるとか言われたら困るから、ガッツポーズなしにしましょうか」


秘書への暴言などで自民党を離党後、9年ぶりに参政党で国政復帰となった豊田真由子議員。


参政党 豊田真由子 衆院議員
「絶望の中で、もちろん自分の責任なんですけど、もがき苦しんだ経験というのは身に染みてわかるので、強者の論理ではなくて、声なき声を聞いていくということに役立てていきたい」


自民議員の控室は「酸欠」 岸田元総理も立往生

かつてない数の議員を抱えることとなった自民党。控室の前では…


自民党 熊田裕通 衆院議員
「入れない、酸欠。本当は中にいないといけない」


部屋に入れない議員が続出し、岸田元総理も立ち往生。


また、両院議員総会は、議員の数が多すぎて会場が変更となりました。


高市総理
「新人議員の皆様を心より歓迎いたします。おめでとうございます。前回の衆議院議員選挙から約1年4か月、本当に歯を食いしばって選挙区を歩き続けてこられた皆様、おかえりなさいませ!」


新人議員全員の自己紹介も行われました。ただ…


“高市チルドレン”に幹部は警戒 新人への研修会実施

自民党幹部議員
「(新人議員が)66人もいれば、誰かは変な発言をしかねない。戦々恐々としている」


自民大勝で思い出されるのが、2005年の郵政選挙。80人以上の“小泉チルドレン”が誕生しましたが…


自民党 杉村太蔵 衆院議員(当時)
「(国会議員は)JR乗り放題らしい。しかも全部グリーン車。乗ったことないですよ」
「行ったことないですからね。早く行ってみたいですよ。料亭に」


こうした軽率な言動が批判を浴びた経緯もあり、18日、自民党は新人議員への研修会を実施しました。


そして初めての国会へ。議場に入ると、すぐさま名刺交換をする議員も。


吉村氏「与党の審議時間減らしても…」

衆議院本会議での総理大臣指名選挙では…


森英介 衆院議長
「高市早苗君を本院において、内閣総理大臣に指名することに決まりました」


高市氏が354票を獲得。一方で、参議院は自民党が過半数割れのため、決選投票にまでもつれました。


その高市総理が議会後に向かったのは、各党の控え室。


高市総理
「すみません。参議院で票が足りなくてお待たせいたしました」


共産党 田村智子 委員長
「しっかり政策議論ができるようにと思っていますので、よろしくお願いします」


チームみらいと日本保守党は、一緒に高市総理をお出迎え。


総理はハイタッチで応じましたが、固い表情の百田代表に…


高市総理
「笑ってねえ」


 野党は、すでに遅れを取っている予算案の審議について…


中道改革連合 小川淳也 代表
「年度内に仮に予算が成立しないことによる悪影響が、国民生活に及ぶことがあり得るとすれば、国民生活を憂慮する思いは同じです。しかし国会において慎重かつ丁寧な審議が必要であるということは譲れません」


ただ、連立与党の維新・吉村代表は…


日本維新の会 吉村洋文 代表
「与党自体の審議時間、そこはもう減らしていって良いんじゃないか。国民の生活を考えると、年度内に成立させたほうがいいに決まってるので、そこに向けて、国民の生活をまず第一に考えた運営をやっていくべきだと思います」


高市総理は18日の会見で、維新との連立関係を改めて強調しました。


高市総理
「(自民議席増で)日本維新の会はもう必要ないんじゃないか。そのような心無いことを言う方もいる。自民党が苦しい時に新たに連立を組むという決断をしていただいた日本維新の会との信頼関係はゆるぎないものである」


政策面では、新年度予算案の「年度内成立」を目指す方針を表明。さらに...


高市総理
「野党の皆さまからのご協力が得られれば、夏前には中間とりまとめを行い、税制改正関連法案の提出を目指す」


食料品の消費税を“2年間ゼロ”とする施策ついて、近く設置する超党派の「国民会議」で議論を加速させ、夏前に中間とりまとめを行う考えを示しました。


「高市内閣2.0」政策をどう実現?

小川彩佳キャスター:
高市総理の会見に出席されて、どのような印象を受けたでしょうか?


TBS報道局政治部 中島哲平 官邸キャップ:
衆議院選挙で大勝したからか、非常に落ち着いており、少し余裕を感じるような印象を受けました。


小川キャスター:
国会や両院議員総会では青いジャケットを着ていましたが、会見では白いジャケットに着替えて、さらに柔らかい表情・柔らかい言葉で訴えているような印象がありましたが、その点はいかがでしょうか。


TBS報道局政治部 中島哲平 官邸キャップ:
これまでは割と少し語気をあえて強めたり、声色を変えたりと、話のテンションを変えることで、話に色をつけているというところがありました。今回は本当に淡々と、政策を丁寧に説明しているというような印象を受けました。


藤森祥平キャスター:
『高市内閣2.0』
の始動とおっしゃっていましたが、会見のポイントはどこにありましたか?


TBS報道局政治部 中島哲平 官邸キャップ:
「決断と前進」という話をされていましたが、高市総理としては、これまで衆院選で訴えてきたことや、とにかく停滞する日本を前へ進め、改革をする。国論を二分するような政策にも挑戦したいというだけあり、国会でどんどん進めていこうという姿勢は見てとれました。


藤森キャスター:
来年度予算案の審議について、あくまで年度内成立を目指すとしていますが、その点はどう思われますか? 


TBS報道局政治部 中島哲平 官邸キャップ:
いわゆる国会の常道として、「年度内成立を見送る」とは普通言いません。なかなか難しいことはわかってはいるとは思いますが、高市総理の中では、与党の審議時間を縮小することで、国民生活に影響が出ないように、年度内成立を目指したいという本心があるようです。


ただ審議時間を短くすることは、国会軽視にも繋がってくるのではないかという懸念もあります。このあたりは、やはり丁寧な審議は必要だと思います。


トラウデン直美さん:
高市総理は会見で、「大きい権力を持ってしまったわけではない」という部分も強調されていたと思いますが、スピード感や挑戦とのバランスを、どのように進めていくとご覧になっていますか?


TBS報道局政治部 中島哲平 官邸キャップ:
スピード感については、民主主義はどうしても時間がかかったりするところがあるので、それを丁寧さととるのか、審議のスピードが遅いととるのかは、人によって捉え方が異なるとは思います。

確かに決断しなければいけないところはあると思いますが、今回の衆議院選挙でも、例えば比例の得票率だけで見ると、与党で50%を切るような得票率です。議席は75%以上ありますが、国民の総意を考えたときに、そこはもう少し丁寧な審議をやらないと、将来に禍根を残すことにもなりかねないと思います。


高市総理“消費税ゼロ”法案提出?

藤森キャスター:
もう一点、消費減税についても言及がありました。国民会議の設置のスケジュール感はどう捉えましたか。


TBS報道局政治部 中島哲平 官邸キャップ:
国民会議については、与党内では来週にも国民会議を一度開いて議論を進めたいという話もありますが、野党内からは「財源などの様々な問題の責任を、野党にも負わせる狙いもあるのではないか」と懸念する声もあります。

野党内には、国民会議の参加に対して「与党がどういう考えで野党に呼びかけているのかを慎重に見極めたい」という声が出ています。


トラウデン直美さん:
その上で、野党は今回の会見をどのように受け止めるのでしょうか。


TBS報道局政治部 中島哲平 官邸キャップ:
会見については、これまで総理が言ってきたことを改めて述べたようなところがあるので、特にこの会見についてというのはないかと思われますが、今回の衆院選で示された民意を野党も受けとめつつ、ただそれに縛られて、全部政府に追従するわけにはいかないという難しい舵取りを野党に求められていると思います。


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<プロフィール>

トラウデン直美さん
Forbes JAPAN「世界を変える30歳未満」受賞
趣味は乗馬・園芸・旅行


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