E START

E START トップページ > 国内 > ニュース > 東京23区の「火葬」がピンチ…料金が高騰、9万円に 高齢化で火葬場も足りず…「15年後には火葬できない人が出る」

東京23区の「火葬」がピンチ…料金が高騰、9万円に 高齢化で火葬場も足りず…「15年後には火葬できない人が出る」

国内
2026-06-05 17:21

高齢化社会が進むにつれ東京都で課題となっているのが、長期間の「火葬待ち」や「料金の高騰」など、「火葬場」の問題です。これらを解決するために都が、本格的な議論を始めました。


きのう、東京都が初めて開催した「火葬場にかかわる検討会」。


高齢化社会による死者数の増加に伴い、火葬場が足りなくなり、およそ15年後には都内で「火葬ができない人が生じる」との試算が示されました。その前兆はすでに…。


江戸川区にある葬儀会社。


葬儀に加え、火葬場の予約も担いますが、寒暖差などで死者が増える冬には、予約が取りづらくなるといいます。


葬儀会社 むすびす 中西実 取締役
「(年末年始の)年またぎとかの場合で言うと、10日とか1週間(の火葬待ち)。必ずこのままだと、社会全体の問題と課題になってくる」


こうした状況に街の人は…。


東京に住む人
「親族で亡くなった人がいるんですけど、1週間くらい預かり(火葬待ち)になりました」


北海道に住む人
「東京で死にたくないと思いました」


東京に住む人
「ちょっと費用がかかり過ぎでは」


その「火葬料金」も高騰しています。


火葬料金に関する総務省の調査を見てみると、水戸市は5000円、千葉市は6000円などとなっていますが、東京23区ははるかに高い9万円。


なぜ、これほどの価格差があるのでしょうか。


全国のほとんどの火葬場が自治体によって運営されるなか、23区内では9つある火葬場のうち2つが公営で、残り7つが民間によって運営されています。


税金による補助がないなか、人件費や燃料費をまかない利益を出すには、火葬料金の価格を高く設定する必要があるということです。


さらに…。


葬儀会社 むすびす 中西実 取締役
「安置費用や状態を保つためのドライアイスの処置であったり、どうしてもやはり、待つ日数分費用が発生していくので」


火葬を待つ間に、遺体を保管するための費用がかかるのです。


東京都の検討会では、こうした現状を改善するために▼民間の火葬場を公営化することのほか、▼新しく公営の火葬場をつくることも話し合われましたが、周辺住民の理解を得ることなど、課題も多いとされています。


今年度末に対応策をとりまとめる予定です。


「コバエが、料理に一瞬だけ止まってしまった!」その料理、衛生的に大丈夫?専門家に聞いた
“ポカリ”と“アクエリ” 実は飲むべき時が違った! “何となく”で選んでいませんか?効果的な飲み分けを解説【Nスタ解説】
55歳母親を暴行死させた37歳男は“ヤングケアラー”だった 10歳から家事に追われた男と母親の「狂気の関係」


情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

ページの先頭へ