中傷動画報道をめぐり、一部週刊誌が公開した音声について、有料を理由に確認を拒んでいた高市総理。一転、「確認した」と話しましたが、秘書本人の声かどうかは判断が難しいとしています。
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“中傷動画”報道で追及 音声「判断難しい」が“違和感”
5日夜、可決・成立した3兆1000億円規模となる補正予算。
賛成にまわった与党や国民民主党などの控室にあいさつ回りをした高市総理は、笑顔で感謝を伝えましたが、日中行われた参議院の予算委員会では怒りをあらわにしていました。
高市総理
「週刊誌の記事をもとに(動画を)作成したと決めつけられることは大変、私は心外」
前日に続き追及を受けたのは、先の自民党総裁選や衆院選で、高市陣営が他の候補者を誹謗中傷する動画を作成していたとする週刊文春の報道についてです。
文春は3日、総理の公設秘書と動画作成者のやりとりだとする音声動画を電子版で公開。野党が秘書本人の声か確認するよう求めましたが、高市総理は音声動画の視聴が有料であることを理由に確認を拒んでいました。
立憲民主党 岸真紀子 参院議員
「(週刊)文春にも快諾をいただいて、総理に音声データを聞いてもらうように事前レクでお願いしている。こちらはお聞きいただけたか」
高市総理
「動画を昨夜遅く確認した。内容は、広く国民の声を聞くためにはどうしたらいいか、といったものだった」
立憲民主党 岸真紀子 参院議員
「内容ではなくて、公設秘書の声かどうかを聞いている。(秘書)本人にも確認したかどうかお聞きする」
高市総理
「まず、秘書本人かどうか、あのような音声を基に判断することは、難しゅうございます」
「秘書のものとされた音声も、私と会話してるときよりもかなり高い声でハキハキとしゃべっていたので、違和感があった」
秘書だと判断はできないと話した高市総理。その上で「秘書と動画作成者がやりとりした記録は確認できない」としてきたこれまでの答弁について質問が飛ぶと…
立憲民主党 岸真紀子 参院議員
「この間やりとりしてきた事実がある、これはお認めいただけるか」
高市総理
「やりとりをしてきたことを私が認められるかって言ったら、それは『わからない』。これまでも確認はしてきた。そしてちゃんと、きのう(野党側が)言った通り、私はオンラインの音声を聞いた」
かみ合わない答弁が続き、委員会は紛糾。
野党議員
「ちょっとずれてる。かみ合っていない」
委員長
「それを追及するのも、ずれてるって言うのも、質問者がやることじゃないの」
何度も審議が中断する事態に…
委員長
「だいぶ(質疑が)延びたな。何分止まった」
高市総理「秘書にキレられた」
追及は午後の委員会でも続きました。
共産党 山添拓 参院議員
「音声が公設秘書のものかどうか、秘書には確認したか」
高市総理
「昨日、夜中から何度か電話をした。今朝方ようやくつかまりました。本人に話をした。要はオンラインに出てるやつを聞いてみてくれと言ったら、『何で私が有料会員にならなきゃいけないんですか』『一方的に書き立てるストーリーを作ってる』『そんなところに対して、何で私がお金払わなきゃいけないんですか』とキレられました」
音声の真偽について「秘書本人から確認が取れなかった」という高市総理。
野党側は、秘書と動画作成者の参考人招致を求めるなど、引き続き高市総理を追及する構えです。
立憲民主党 塩村文夏 参院議員
「今回、国会質疑でこれだけ取り上げられていて、疑念が広がっているので、(文春に)抗議をしっかり行うなど検討していないのか」
高市総理
「過去は週刊誌側に弁護士とともに抗議文を送ったこともあった。そして訴えたこともあった。何の効果もなかった。いま私は、日本国を背負って国家経営に取り組んでいる。本当にそういうことに時間を使っている暇はない。そういう思いでございます」
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