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“睡眠の新常識”世界的な権威が解説、エアコンはタイマー?朝まで使う?寝つけないときは?【Nスタ解説】

国内
2026-06-24 23:20

眠りの質も量も低下するという夏。


【写真を見る】専門家が解説 暑い夏もぐっすり 睡眠の新常識


<睡眠に悩み・不満を感じる人>
春:47% 夏:69% 秋:40% 冬:48%(提供:TENTIAL)


皆さんの睡眠のお悩みを、睡眠学者でノーベル賞も期待される筑波大学の柳沢正史教授にまるっと解決していただきます。


暑い夏もぐっすり!? “睡眠の新常識”

井上貴博キャスター:
“夏の睡眠”のギモンを、睡眠学者でノーベル賞も期待される、筑波大学・柳沢正史教授にお聞きします。


Q.エアコンはタイマー?朝まで?


筑波大学 柳沢正史教授:
エアコンは朝まで使い続けてください。


おすすめは、デジタル温湿度計を枕元に置いて室温を測りつつ、掛け寝具をかけて、自分が快適な温度に朝まで保つことです。


出水麻衣キャスター:
自分にとって最適な温度を探ると。


井上キャスター:
柳沢教授の設定温度や湿度はどうですか。


筑波大学 柳沢教授:
今、寝室の設定温度は24度。湿度は50~60%です。


井上キャスター:
設定温度は通年変えないのでしょうか。


筑波大学 柳沢教授:
冬は少し下げますが、2~3度の幅です。


Q.子どもと体感温度違う、どうすれば?


筑波大学 柳沢教授:
掛け寝具で調節してください。


寒がりの人は厚めのものを使ったり、重ね掛けをするようにしてください。


暑がりの人は薄いタオルケット1枚を使ってください。


ただし、必ず掛け寝具は使ってください。


何も掛けないと体温調節ができません。我々は、寝ている間も無意識のうちにはいだり、手足を出したり引っ込めたりしているので、必ず1枚は掛けてください。


さらに、掛け寝具は共有しないほうが良いです。たとえベッドが同じでも、掛け寝具だけは別々にすることをおすすめします。


スポーツ心理学者(博士) 田中ウルヴェ京さん:
私も24度にして、夫は薄い掛け寝具を、私は結構しっかりした掛け寝具に長袖を着ています。


井上キャスター:
柳沢先生はどういう格好で寝ていますか。


筑波大学 柳沢教授:
私は着心地のいい部屋着をパジャマ代わりにしています。


夏の掛け寝具は、薄めのタオルケットやモコモコした寝具を2~3枚重ねています。室温を少し低めにして調節しています。


お風呂は眠る“〇時間前”?

Q.睡眠に一番いいお風呂の入り方は?


筑波大学 柳沢教授:
肩までつかって、40度程度のお湯に10~15分入ってください。


額が汗ばむぐらい浸かると、深部体温が少し上がります。いわゆる“温泉効果”といわれるものです。


就寝1~2時間前ぐらいに入浴すると、ちょうど眠るときに深部体温が下がってくるので、ぐっすり眠れるのです。


出水キャスター:
お風呂上がりは暑いので冷房を下げてしまうのですが…


筑波大学 柳沢教授:
エアコンは一定の温度に保ったほうが良いです。


井上キャスター:
一昔前は半身浴の方がいい、という時代があった気がします。


筑波大学 柳沢教授:
“温泉効果”を求めるのであれば、肩まで浸かっていただくのがいいです。


私は、夜入浴する習慣がないので残念ながらやっていないのですが、サウナや温泉が大好きなので、近くの温泉や銭湯にはよく行ってます。その日はよく眠れます。


出水キャスター:
シャワーでもいいということですか?


筑波大学 柳沢教授:
入浴しなければならない、ということはありません。入浴で睡眠を良くすることもできるということです。


寝酒はNG 寝つけないときは?

井上キャスター:
お酒はダメとよく言われますが、柳沢先生はどうお感じですか?


筑波大学 柳沢教授:
睡眠学的には、寝酒は本当にNGです。アルコールには催眠作用があるので、寝酒を飲むと寝つけるのですが、寝ついた後の睡眠の質はすごく悪いです。だから寝酒はやめていただきたいです。


私自身は、普段は就寝の3〜4時間前の夕食時、軽い晩酌程度にとどめています。ビールならば1缶(500ミリリットル)ぐらいです。それ以内にとどめれば、ほとんど影響はありません。


井上キャスター:
飲んじゃいけないということではなくて、飲み方ということですね。


筑波大学 柳沢教授:
私は研究室の若い人と飲みに行ったりするのが大好きなので、そういう日はその晩の睡眠は捨てています。


スポーツ心理学者(博士) 田中ウルヴェ京さん:
睡眠のために生きているわけではないですから。今日は楽しもう、今日はちゃんとぐっすり寝たいとか。でも、ぐっすり寝たい、明日大事なことがある時に限って、寝付きが悪いこともあるので、また難しいですよね。


筑波大学 柳沢教授:
10〜15分、20分経っても寝付けなかったら、1回ベッドから出て、寝室からも出て、薄暗いリビングで何かリラックスできることをしてください。そして、眠くなってからベッドに戻ってください。


睡眠が30分〜1時間削られることを気にする必要はありません。眠れない状態でベッドの中でうつうつとしているのは良くありません。


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<プロフィール>
柳沢正史さん
筑波大学教授
睡眠研究の世界的権威
ノーベル賞も期待される


田中ウルヴェ京さん
スポーツ心理学者(博士)
五輪メダリスト 心理コンサルティング
こころの学びコミュニティ「iMiA(イミア)」主宰


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