大詰めを迎えた国会で、改正皇室典範など“重要法案”が次々と成立しました。ただ、与党が提出した「副首都」法案などは成立しておらず、国会は8日間の延長戦へ入ります。
【写真で見る】穏やかな表情で参院予算委の集中審議へ向かう高市総理
“重要法案”が相次ぎ成立も…追及緩めない野党
本来なら国会の会期末となるはずだった17日。
午前中の参議院本会議では、
▼「再審制度」を見直す改正刑事訴訟法や
▼国旗損壊罪を制定する法律などが相次いで成立しました。
さらに、今国会の“最優先事項”とされた「皇室典範の改正」についても...
「本案の賛否について、投票ボタンをお押し願います」
「賛成184、反対57。よって本案は可決されました」
衆・参あわせて6時間あまりの審議でスピード採決され、可決・成立しました。
“重要法案”が相次いで成立したからでしょうか?穏やかな表情で参議院・予算委員会の集中審議へ向かった高市総理。
ただ、法案が成立しても野党側が追及の手を緩めることはありません。
「国会出席が少ない」と切り込む蓮舫議員に高市総理は…
立憲民主党 蓮舫 参院議員
「まず総理、国会への出席はお嫌ですか」
高市総理
「嫌ではございません」
立憲民主党の蓮舫議員は「総理の国会出席が少ない」と切り込みました。
蓮舫 議員
「総理の予算集中審議への出席率が歴代の総理と比べると、はるかに低水準」
高市総理
「国会からお呼びいただいたらこうして来て、答弁書にもしっかり自分でペンを入れながら、誠実に答弁をさせていただいております」
蓮舫 議員
「自分は国会にあまり出たくない。でも維新の求める議員立法は会期延長してでも通そうとする。それはあまりにもご都合主義ではないですか」
高市総理
「出たくないとか出ないとか、申し上げた事はございません」
「天皇制に関してだけは国論を二分しちゃダメじゃないですか」
さらに、成立したばかりの「改正皇室典範」についても追及が続きました。
蓮舫 議員
「(政府は)養子の息子に皇位継承権を有すると踏み込んだ」
「改正皇室典範」では、
▼女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持することや、
▼旧宮家の男系男子を養子として皇室に迎えることができるとしていて、養子の子が男子であれば「皇位継承権」を持つことになります。
蓮舫 議員
「メディアの論調を見ると、養子案は賛否拮抗しています。総理の好きな国論を二分する。天皇制に関してだけは国論を二分しちゃダメじゃないですか。今からでも養子案は撤回するべきじゃないですか」
高市総理
「立法府の総意を厳粛に受け止めて、皇族数確保のための方法をしっかりととりまとめに従って、私どもは法律案にしてお示しした」
追及は自民党内の議論を主導した麻生副総裁についても…
また、追及は「皇室典範改正」をめぐり自民党内の議論を主導した麻生副総裁についても…
蓮舫 議員
「麻生氏の妹君は、三笠宮寛仁親王妃家のご当主の信子さま。信子さまは『養親』になれるんでしょうか」
高市総理
「信子殿下は養親になることは可能でございます」
蓮舫 議員
「養子選びで、時の政権の恣意が及ぶことがないようにとの意味でも養子が禁止されてきたんです。自身の妹が養親になれる新たな仕組みを導入・決定する場に、兄の麻生さんの代表出席、これは適切だったんでしょうか」
高市総理
「適切だったかどうかなどということを内閣総理大臣の立場で申し上げることにはなりません。また、(麻生氏と)信子殿下との関係を、ことさらに取り上げるというのはいかがなものかと」
8日間の会期延長を議決 「副首都法案」どうなる?
“しこり”を残しながらも成立した、高市総理肝いりの「改正皇室典範」。
一方で、連立を組む“維新肝いり”の「副首都法案」は未だ参議院で審議入りしていません。
17日夜、衆議院本会議では、7月25日までの8日間の会期延長について、与党などの賛成多数で議決されました。
与党側は今後、「副首都法案」などの速やかな成立を目指す方針です。
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