
7月28日、熊本県で発生した最大震度7の地震。熊本城は2016年の熊本地震からの復旧を進めているさなかでしたが、石垣が崩落、天守閣などにひびが入るなどの被害が出ています。また、県内全域では約3万5000戸が停電、約6万6000戸で断水が確認されているなど、ライフラインへの影響も深刻なものとなっています。熊本市の熊本城前から中継でお伝えします。
熊本市中央区にある熊本城、二の丸広場です。大きく崩落している石垣、西出丸の石垣です。そして、10年前の熊本地震で崩れ、復旧が進んでいるパネルに覆われた宇土櫓、天守閣が見えます。天守閣は、2019年に復旧が完了したばかりです。
きょうから、熊本城は当面の間、休園という発表をしています。
広い範囲で崩れている石垣ですが、前回の熊本地震では崩落していなかった箇所とされています。前回、崩落したのは、灰色のモルタルで覆われている部分で、この部分も、今回の地震で一部崩落が確認されています。
熊本市によりますと、石垣の崩落は熊本城内で28か所、確認されているということです。建造物のひび割れなどについては、天守閣やそのほか3か所、合わせて4か所で確認されているということです。
しかし、どこの石垣がどのように崩落しているのかなど、詳しいことは、熊本市がまだ詳細を明らかにしていないため、被害の全容はわかっていません。
二の丸広場は避難所として開かれている状況です。午後5時半前は避難をしている方は見受けられませんが、県内でも全て合わせておよそ430か所の避難所が開設されています。およそ8900人が避難をしているということです。
先ほど開かれた県の災害対策本部会によりますと、人的被害は80人確認されていて、そのうち死者が12人、心肺停止が6人、重症が8人ということです。
Q.熊本市中心部のライフラインの状況は?
県内全域で、停電はおよそ3万5000戸、断水は6万6000戸といわれています。停電、断水に関しても、熊本市の南区の方では停電しているが、中央区の方は停電していないなどといった状況です。
・「蚊の10倍」猛烈かゆみが襲う 水辺にいる“スケベ虫”に注意
・エアコン「1℃下げる」OR「風量を強にする」どっちが節電?「除湿」はいつ使う?賢いエアコンの使い方【ひるおび】
・「人生が変わった」重い後遺症も…炎天下のスポーツと熱中症、高校野球“運動中止”の暑さでも「試合を消化しないと」【報道特集】
