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沖縄美ら海水族館、世界初「アカマンボウ」の人工授精・人工ふ化に成功 7ミリの仔魚を披露

国内
2026-08-02 17:00
沖縄美ら海水族館、世界初「アカマンボウ」の人工授精・人工ふ化に成功 7ミリの仔魚を披露
沖縄美ら海水族館、世界で初めてアカマンボウの人工授精・人工ふ化に成功
 沖縄美ら海水族館は7月29日、世界で初めてアカマンボウの人工授精および人工ふ化に成功したと発表し、ふ化した仔魚の展示を水族館1階「深海探検の部屋」にて開始した。

【画像】レア…アカマンボウの受精 水揚げされた成魚も

 アカマンボウは、外洋に生息する大型魚類で、生態や生活史の多くが明らかになっていない。同館では、繁殖周期確認のため県内の市場において生殖腺の調査を行うなど、本種の繁殖生態の解明に長年取り組んできた。今回、沖縄近海で漁獲された成熟個体から卵と精子を採取し、人工授精の結果、人工ふ化に成功するとともに、受精からふ化までの発生過程に関する基礎データを取得した。

 ふ化した仔魚は全長約7ミリで、透明で細長い体と、2本の長い腹鰭(はらびれ)が特徴。「今後も仔魚の成長や形態の変化を継続して観察し、摂餌を開始する時期などを調べることで、本種の初期生活史の解明を進めてまいります」と伝えた。

■アカマンボウ
学名:Lampris megalopsis
英名:Bigeye Pacific Opah
アカマンボウは、リュウグウノツカイと同じアカマンボウ目に属する謎の多い大型魚類。銀色に輝く円盤状の体と鮮やかな赤いひれが特徴で、外洋の表層から水深約500メートルの中層に生息する。魚類で唯一、全身を周囲の海水より高い温度に保つ「全身性内温性」を獲得するなど、外洋環境に適応した特異な進化を遂げた魚。

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