熊本県で最大震度7を観測した地震から10日目、県内で最も住宅被害の多かった宇城市で、住宅の片付けなどを行うボランティア活動が始まりました。
最大震度7を観測し、4600棟の住宅が被害を受けた宇城市。県内で住宅被害が最も多く、被災者自らが行う片付けは、なかなか進みません。
こうした中、倒れた家具の運び出しや掃除などを行うボランティア活動が、きょうから始まりました。
家の中の壁は、剥がれ落ちてしまっています。支援を受けた中上美好子さん(81)、震度7の地震が起きたときは…
ボランティアの支援を受ける 中上美好子さん
「玄関にいました。地震がきて、ここを打って」
中上さんは一人暮らしで、片付けがなかなか進まなかったといいます。
中上美好子さん
「(地震の後に)その日その日に(家に)くるけど、水がでないでしょ。からだの調子が悪くて、来てはすぐ帰り。1人だから誰もいませんもん」
ボランティア活動の最中に大事な写真が見つかりました。
中上美好子さん
「うれしいですね、1人ではできませんから。一人暮らしだから」
作業が終わると、部屋はきれいになっていましたが…
中上美好子さん
「なんかね、さみしい」
中上さんは、夫・博信さんを今年1月、病気で亡くしました。10年前の熊本地震では、2人で片付けたといいますが、今回の地震が起きたときは1人。作業はなかなか進みませんでした。
中上美好子さん
「ありがとうって言いたいです」
ボランティアの受け入れ窓口になっている宇城市社会福祉協議会には、きのうの時点で、こうした支援要請が400件以上寄せられているということです。
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