国内
2026-08-07 07:00
アーティスティックスイミング(AS)のレジェンド・小谷実可子(59)が、12月に開催する「ASマスターズドリームフェスティバル2026」に向けて着々と準備を進めている。今回は会場となる東京アクアティクスセンターで照明演出の本格的な下見を敢行。初めてスポットライトを落として泳いだ感触、そして大会の全貌について語ってもらった。
【写真】一糸乱れぬパフォーマンスを披露した小谷実可子ら
第16回は「照明演出の手応え」、「大会テーマとスペシャルゲスト」、「出演メンバー」など、本番まで約4ヶ月に迫った現在の進捗状況をたっぷりと届ける。
──前回のドリームフェスティバルも同じ東京アクアティクスセンターで行いましたが、今回は照明演出を行う予定です。下見はいかがでしたでしょうか?
小谷 楽しみが3000倍になりました(笑)。照明を演出に組み込みたいという願望がずっとあったんですが、今日でその「願望」が「できるという確信」に変わりました。それが一番大きかったです。
前回は、生歌とのコラボレーションが大きな見どころでした。しかし今回は、照明を落としてスポットライトを当てることで、演出そのものをガラっと変えたいと考えていたんです。ASの競技としての魅力だけでなく、エンターテインメント性を高めたいとずっと考えていましたが、ようやく形が見えてきました。
──実際に照明を落として泳いでみた感触はいかがでしたか?
小谷 普段と全然違いました。水中は暗くても若干の光があるので、泳いでいると自分のシルエットが映るのが見えるんです。それが気持ちよくて、アドレナリンが出るというか…テンションが上がりました!
そこまで演出したプールで泳ぐ機会って、なかなかありません。しかもこのような大きなプールでは初の試みだと思います。暗くなることで、泳ぐポジションや方向などを覚えておかないと水中で迷子になってしまうという難しさもありますし、何より本番までに会場で照明を落とした状態でメンバーみんなで練習できる機会は今のところ1回しかないんです。だから今日はとても貴重な日でしたね。
──今日の下見で、照明演出の方針はどこまで決まりましたか?
小谷 実は下見の前は、(照明演出が)使えるかどうか半々くらいの気持ちだったんです。今日照明の方と打ち合わせし、いろいろ試しながら実際に泳いでみて、照明効果を正式に取り入れることを決めました。
どのタイミングで会場を暗くするのか、スクリーンの明るさをどう調整すれば素敵か、スポットライトをどこに何本配置するのか、という具体的なイメージも、今日でかなり固まりました。機材についてもどのようなものを使えるのか、ある程度理解できたので、全体の道のりを100とすると、今日で85くらいまできた感じです。あとはショーの中身を詰めればいいという段階まで進みました。
──今回の大会のテーマを教えてください。
小谷 すみません!テーマはまだ発表できないのですが…楽曲と生歌に加えて、照明演出と前回よりも一層エンターテインメント性の高い内容になります。またこちらもまだ発表できないのですが、今回はスペシャルゲストの登場も予定していますので、ぜひお楽しみにしていてください。
また出演する水中メンバーについては、オリンピアンを含む日本代表クラスのメンバーで構成される予定です。現役の選手や元日本代表の方など、本当にハイレベルな顔ぶれになる予定で、こちらの発表は9月から10月になる予定です。
──現在の練習状況はいかがですか?
小谷 メンバー全員そろっての練習はまだできていないんですが、個々の演技の練習はすでに始まっています。さらに、ミックスデュエットとソロの特別な演技があって、その振り付けを今まさにスタートしているところです。今回は以前ミックスデュエットの振り付けをお願いしたことのあるコーチにもご協力いただいて、久しぶりの再タッグになります。
──小谷さんご自身のこれからのスケジュールを教えてください。
小谷 8月29日、30日には東京よみうりランドでソロ&ミックスデュエットを披露する予定があります。その後は9月の愛知アジア競技大会や東京都スポーツ協会の団長として国民スポーツ大会の開会式や表彰式などの公務もあります。9月・10月は青森、名古屋、東京を行き来する怒とうのスケジュールになりそうです。
そういった日程を全部こなしてから、いざ12月のフェスティバルへという流れですね。忙しいことは確かですが、今日の下見で手応えを感じた分、12月に向けてますます気持ちが高まっています。前回からさらにバージョンアップした公演になると思いますよ。自分でも客席から見たいくらいです(笑)。
■小谷実可子(こたに・みかこ)
1966年8月30日生まれ。シンクロナイズドスイミング(現・アーティスティックスイミング)の第一人者。1988年ソウル五輪ソロ・デュエットで銅メダルを獲得。引退後はスポーツ界の役職を多数こなしながら、メディアでも活動。3年前からマスターズ競技にも精力的に出場。2025年世界マスターズ選手権シンガポール大会では出場した全種目で金メダルを獲得した。
【写真】世界マスターズ選手権の舞台で躍動した小谷実可子
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第16回は「照明演出の手応え」、「大会テーマとスペシャルゲスト」、「出演メンバー」など、本番まで約4ヶ月に迫った現在の進捗状況をたっぷりと届ける。
──前回のドリームフェスティバルも同じ東京アクアティクスセンターで行いましたが、今回は照明演出を行う予定です。下見はいかがでしたでしょうか?
小谷 楽しみが3000倍になりました(笑)。照明を演出に組み込みたいという願望がずっとあったんですが、今日でその「願望」が「できるという確信」に変わりました。それが一番大きかったです。
前回は、生歌とのコラボレーションが大きな見どころでした。しかし今回は、照明を落としてスポットライトを当てることで、演出そのものをガラっと変えたいと考えていたんです。ASの競技としての魅力だけでなく、エンターテインメント性を高めたいとずっと考えていましたが、ようやく形が見えてきました。
──実際に照明を落として泳いでみた感触はいかがでしたか?
小谷 普段と全然違いました。水中は暗くても若干の光があるので、泳いでいると自分のシルエットが映るのが見えるんです。それが気持ちよくて、アドレナリンが出るというか…テンションが上がりました!
そこまで演出したプールで泳ぐ機会って、なかなかありません。しかもこのような大きなプールでは初の試みだと思います。暗くなることで、泳ぐポジションや方向などを覚えておかないと水中で迷子になってしまうという難しさもありますし、何より本番までに会場で照明を落とした状態でメンバーみんなで練習できる機会は今のところ1回しかないんです。だから今日はとても貴重な日でしたね。
──今日の下見で、照明演出の方針はどこまで決まりましたか?
小谷 実は下見の前は、(照明演出が)使えるかどうか半々くらいの気持ちだったんです。今日照明の方と打ち合わせし、いろいろ試しながら実際に泳いでみて、照明効果を正式に取り入れることを決めました。
どのタイミングで会場を暗くするのか、スクリーンの明るさをどう調整すれば素敵か、スポットライトをどこに何本配置するのか、という具体的なイメージも、今日でかなり固まりました。機材についてもどのようなものを使えるのか、ある程度理解できたので、全体の道のりを100とすると、今日で85くらいまできた感じです。あとはショーの中身を詰めればいいという段階まで進みました。
──今回の大会のテーマを教えてください。
小谷 すみません!テーマはまだ発表できないのですが…楽曲と生歌に加えて、照明演出と前回よりも一層エンターテインメント性の高い内容になります。またこちらもまだ発表できないのですが、今回はスペシャルゲストの登場も予定していますので、ぜひお楽しみにしていてください。
また出演する水中メンバーについては、オリンピアンを含む日本代表クラスのメンバーで構成される予定です。現役の選手や元日本代表の方など、本当にハイレベルな顔ぶれになる予定で、こちらの発表は9月から10月になる予定です。
──現在の練習状況はいかがですか?
小谷 メンバー全員そろっての練習はまだできていないんですが、個々の演技の練習はすでに始まっています。さらに、ミックスデュエットとソロの特別な演技があって、その振り付けを今まさにスタートしているところです。今回は以前ミックスデュエットの振り付けをお願いしたことのあるコーチにもご協力いただいて、久しぶりの再タッグになります。
──小谷さんご自身のこれからのスケジュールを教えてください。
小谷 8月29日、30日には東京よみうりランドでソロ&ミックスデュエットを披露する予定があります。その後は9月の愛知アジア競技大会や東京都スポーツ協会の団長として国民スポーツ大会の開会式や表彰式などの公務もあります。9月・10月は青森、名古屋、東京を行き来する怒とうのスケジュールになりそうです。
そういった日程を全部こなしてから、いざ12月のフェスティバルへという流れですね。忙しいことは確かですが、今日の下見で手応えを感じた分、12月に向けてますます気持ちが高まっています。前回からさらにバージョンアップした公演になると思いますよ。自分でも客席から見たいくらいです(笑)。
■小谷実可子(こたに・みかこ)
1966年8月30日生まれ。シンクロナイズドスイミング(現・アーティスティックスイミング)の第一人者。1988年ソウル五輪ソロ・デュエットで銅メダルを獲得。引退後はスポーツ界の役職を多数こなしながら、メディアでも活動。3年前からマスターズ競技にも精力的に出場。2025年世界マスターズ選手権シンガポール大会では出場した全種目で金メダルを獲得した。
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