国内
2026-10-05 13:00
ミキモトが、ジュエリーで培ってきた美意識と約130年にわたる真珠研究、さらに80年に及ぶ皮膚研究を融合した「MIKIMOTO BEAUTY」を10月1日より本格展開。ジュエリーを通じて培ってきたブランドへの信頼を美容領域へ広げ、新たな顧客との接点を生み出す。都内で行われた発表会では、真珠と肌の意外な共通点から、独自の「美層肌」という考え方、そして長年の研究を生かしたスキンケアへのこだわりが語られた。
【図解】真珠とわたしたちの肌は似ている? “美しさを生む層”の構造
■化粧品は“ミキモトとの出会い”の入り口に、ブランド体験を再構築
ミキモトはこれまでも、真珠研究を生かしたスキンケアを展開してきた。今回の「MIKIMOTO BEAUTY」は、既存の美容事業を単純に拡大するのではなく、ジュエリーで培ってきた美意識や品質への信頼を美容領域にも広げ、商品だけでなく店舗や接客、購入後の関係まで含めたブランド体験として再構築する取り組みだという。
御木本製薬の代表取締役社長・小川雅也氏はラグジュアリーへの関心について「何を身に付けるかということだけでなく、自分自身をどう美しく保つかという意識が広がってきている」と説明。富裕層への調査では、健康や心の豊かさに加え、商品の背景にあるストーリーやものづくりの技にも関心が向けられているとし、こうした価値観に「真珠研究とスキンケア研究、そしてミキモトの“美意識”を一つの商品と体験として届けていきたい」と語った。
今回の取り組みは、従来の化粧品を高価格化したり、パッケージを変更したりするだけではない。小川社長は「今回は商品だけでなく、店舗や接客、一貫した価値を届ける必要性」に言及し、それを支えるのが長年の真珠研究や真珠由来成分を生かしたスキンケア研究、ミキモトとしてのブランドや品質基準だと説明する。
目指すのは、既存のジュエリー顧客に化粧品を提案するだけではないという。ビューティーをきっかけに初めてミキモトに触れ、日々のケアを通じて美意識や品質への姿勢を感じてもらい、ブランドへの信頼や愛着を育てることであるそう。小川社長は「ジュエリーで培ってきた“美意識と品質への信頼”を活かして、出会いを広げていく」とし、“ミキモトを選ぶ理由そのもの”を磨いていく考えを示した。
販売では百貨店や直営店、ラグジュアリーホテルのスパ、免税店などを中心に展開。ECは公式サイトを軸とする。国内で事業基盤を築くことを優先しつつ、ジュエリーで強みを持つアジアを見据え、海外展開も検討する。2030年には国内20億円、海外5億円、計25億円規模を目標に掲げる。
■真珠貝の“声”を聞く「貝リンガル」まで、130年の真珠研究から「美層肌」を育てる
商品開発を支えるのは、ミキモトが130年以上にわたり積み重ねてきた真珠研究と80年に及ぶ皮膚研究だ。御木本幸吉が1893年に真珠の養殖に成功して以降、真珠そのものの構造だけでなく、真珠貝が生きる海の環境まで研究対象としてきた。
御木本製薬の取締役で研究開発部門を担当する野呂哲也氏は、真珠について「貝が長い年月をかけて育んだ特別な宝石。オーガニックジェム」と説明。真珠は何層もの層状構造を持ち、その内部には約4%のタンパク質が含まれるという。
1924年のパリ裁判で養殖真珠が認められた一方、戦時下には養殖が困難になり、戦後には過密養殖による真珠貝の大量へい死という課題にも直面した。そこで海洋環境との共生を重視し、ゼロエミッションの取り組みへ。さらに、真珠貝の健康状態をリアルタイムで解析する「貝リンガル」も構築し、赤潮や貧酸素など環境変化に応じた貝の呼吸などを解析している。
こうした研究の延長にあるのがスキンケアだ。野呂氏は中国の古典医学書『本草綱目』に記された真珠と肌の関係が起源でもあることを明かし、真珠に含まれる成分の研究を進めてきたことも説明。真珠と人の肌はいずれも「層」が美しさを生み出しているという共通点から導き出したのが「美層肌」という考え方だ。
さらに2023年には、肌の老化に伴ってエピレグリンが増加することを世界で初めて発見。これを抑えるために開発した独自成分が「パールラミナ」だ。野呂氏はこれについて「老化の因子でもあるエピレグリンの増加を抑えるとし、肌本来の健やかな状態をサポートして美層肌を作り上げてくれる」と説明し、「真珠研究と皮膚研究の成果が結びついた、ミキモトならではの技術」と語った。
10月1日より発売された商品にはクレンジングや化粧液、先行美容液をはじめ『ミキモト オーバーナイト カプセル』や『ミキモト ネック・デコルテ&ハンドクリーム』などもラインアップ。『オーバーナイト カプセル』は真珠を思わせるオーロラの輝きを放つ濃密な美容液で、夜間の集中ケアを提案する。『ネック・デコルテ&ハンドクリーム』はデコルテや手元をケアし、ジュエリーの輝きを引き立てるようなツヤ感が特徴だ。
野呂氏は「真珠研究と皮膚研究の融合、これらを本当に科学的な根拠に立って、立証しながら化粧品の開発を続けています」と強調。130年にわたる真珠研究を、ジュエリーだけでなく美容という新たな領域へつなげていく。
【写真】北川景子着用 真珠とダイヤモンドが輝く「Bow Charm」ピアス
【動画】モード&カジュアル!“輝き”が表現された神宮寺勇太スペシャルムービーが公開
【写真】オーラがすごい!真っ黒なスーツにハイジュエリーが映える神宮寺勇太
【動画】麗しすぎる…ゴージャスな装飾品を身に着けた北川景子
【写真】美しい!きらめくアクセサリーを身に着けキリッとした表情の神宮寺勇太
【図解】真珠とわたしたちの肌は似ている? “美しさを生む層”の構造
■化粧品は“ミキモトとの出会い”の入り口に、ブランド体験を再構築
ミキモトはこれまでも、真珠研究を生かしたスキンケアを展開してきた。今回の「MIKIMOTO BEAUTY」は、既存の美容事業を単純に拡大するのではなく、ジュエリーで培ってきた美意識や品質への信頼を美容領域にも広げ、商品だけでなく店舗や接客、購入後の関係まで含めたブランド体験として再構築する取り組みだという。
御木本製薬の代表取締役社長・小川雅也氏はラグジュアリーへの関心について「何を身に付けるかということだけでなく、自分自身をどう美しく保つかという意識が広がってきている」と説明。富裕層への調査では、健康や心の豊かさに加え、商品の背景にあるストーリーやものづくりの技にも関心が向けられているとし、こうした価値観に「真珠研究とスキンケア研究、そしてミキモトの“美意識”を一つの商品と体験として届けていきたい」と語った。
今回の取り組みは、従来の化粧品を高価格化したり、パッケージを変更したりするだけではない。小川社長は「今回は商品だけでなく、店舗や接客、一貫した価値を届ける必要性」に言及し、それを支えるのが長年の真珠研究や真珠由来成分を生かしたスキンケア研究、ミキモトとしてのブランドや品質基準だと説明する。
目指すのは、既存のジュエリー顧客に化粧品を提案するだけではないという。ビューティーをきっかけに初めてミキモトに触れ、日々のケアを通じて美意識や品質への姿勢を感じてもらい、ブランドへの信頼や愛着を育てることであるそう。小川社長は「ジュエリーで培ってきた“美意識と品質への信頼”を活かして、出会いを広げていく」とし、“ミキモトを選ぶ理由そのもの”を磨いていく考えを示した。
販売では百貨店や直営店、ラグジュアリーホテルのスパ、免税店などを中心に展開。ECは公式サイトを軸とする。国内で事業基盤を築くことを優先しつつ、ジュエリーで強みを持つアジアを見据え、海外展開も検討する。2030年には国内20億円、海外5億円、計25億円規模を目標に掲げる。
■真珠貝の“声”を聞く「貝リンガル」まで、130年の真珠研究から「美層肌」を育てる
商品開発を支えるのは、ミキモトが130年以上にわたり積み重ねてきた真珠研究と80年に及ぶ皮膚研究だ。御木本幸吉が1893年に真珠の養殖に成功して以降、真珠そのものの構造だけでなく、真珠貝が生きる海の環境まで研究対象としてきた。
御木本製薬の取締役で研究開発部門を担当する野呂哲也氏は、真珠について「貝が長い年月をかけて育んだ特別な宝石。オーガニックジェム」と説明。真珠は何層もの層状構造を持ち、その内部には約4%のタンパク質が含まれるという。
1924年のパリ裁判で養殖真珠が認められた一方、戦時下には養殖が困難になり、戦後には過密養殖による真珠貝の大量へい死という課題にも直面した。そこで海洋環境との共生を重視し、ゼロエミッションの取り組みへ。さらに、真珠貝の健康状態をリアルタイムで解析する「貝リンガル」も構築し、赤潮や貧酸素など環境変化に応じた貝の呼吸などを解析している。
こうした研究の延長にあるのがスキンケアだ。野呂氏は中国の古典医学書『本草綱目』に記された真珠と肌の関係が起源でもあることを明かし、真珠に含まれる成分の研究を進めてきたことも説明。真珠と人の肌はいずれも「層」が美しさを生み出しているという共通点から導き出したのが「美層肌」という考え方だ。
さらに2023年には、肌の老化に伴ってエピレグリンが増加することを世界で初めて発見。これを抑えるために開発した独自成分が「パールラミナ」だ。野呂氏はこれについて「老化の因子でもあるエピレグリンの増加を抑えるとし、肌本来の健やかな状態をサポートして美層肌を作り上げてくれる」と説明し、「真珠研究と皮膚研究の成果が結びついた、ミキモトならではの技術」と語った。
10月1日より発売された商品にはクレンジングや化粧液、先行美容液をはじめ『ミキモト オーバーナイト カプセル』や『ミキモト ネック・デコルテ&ハンドクリーム』などもラインアップ。『オーバーナイト カプセル』は真珠を思わせるオーロラの輝きを放つ濃密な美容液で、夜間の集中ケアを提案する。『ネック・デコルテ&ハンドクリーム』はデコルテや手元をケアし、ジュエリーの輝きを引き立てるようなツヤ感が特徴だ。
野呂氏は「真珠研究と皮膚研究の融合、これらを本当に科学的な根拠に立って、立証しながら化粧品の開発を続けています」と強調。130年にわたる真珠研究を、ジュエリーだけでなく美容という新たな領域へつなげていく。
関連記事
【写真】北川景子着用 真珠とダイヤモンドが輝く「Bow Charm」ピアス
【動画】モード&カジュアル!“輝き”が表現された神宮寺勇太スペシャルムービーが公開
【写真】オーラがすごい!真っ黒なスーツにハイジュエリーが映える神宮寺勇太
【動画】麗しすぎる…ゴージャスな装飾品を身に着けた北川景子
【写真】美しい!きらめくアクセサリーを身に着けキリッとした表情の神宮寺勇太
