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鳥羽水族館のラッコ「キラ」死ぬ「飼育係に見守られながら…」国内で唯一飼育となるメイの様子も伝える

国内
2026-11-05 14:58
鳥羽水族館のラッコ「キラ」死ぬ「飼育係に見守られながら…」国内で唯一飼育となるメイの様子も伝える
鳥羽水族館 ラッコ「キラ」 (2026年3月17日撮影)
 三重県鳥羽市の鳥羽水族館は5日、公式サイトを更新。メスのラッコ「キラ」が天国へと旅立ったと発表した。18歳だった。

【写真】天国でも元気でね…メイと遊ぶキラ

 サイトでは「2026年11月5日午前10時40分、鳥羽水族館で飼育していたメスのラッコ『キラ』が天国へと旅立ちました」と発表。「キラは2008年4月21日にアドベンチャーワールド(和歌山県白浜町)で誕生しました。2021年3月17日に鳥羽水族館に入館し、そのゆったりしたマイペースな姿で、一緒に暮らす『メイ』と共に多くの方々に愛されてきました」と伝えた。

 続けて「キラは今年4月に18歳を迎え、飼育下のラッコとしては高齢でありながらも元気に過ごしていました。2026年8月頃より足腰に不安が見られたため、飼育担当者および獣医師による検査や経過観察を続け、手厚いサポートを行ってきました」と報告。「11月4日には治療やケアを優先し展示を中止しましたが、5日の午前7時頃には痙攣を確認したため、治療室へ収容しました。その後、保温や酸素吸入、投薬を実施しましたが、容態は改善せず、11月5日午前10時40分に飼育係に見守られながら息を引き取りました。なお、獣医師の所見によると、死因は呼吸不全による心肺停止と推測されていますが、今後病理検査等で詳細な死因究明を行う予定です」と経緯を伝えた。

 担当者のコメントとして「キラの愛らしい姿は、多くの人にラッコの魅力を伝え、広めてくれたと感じています。亡くなる前日には寝転びながらもご飯を食べ、いらなくなったら首を横に振り、最後までキラらしい姿を見せてくれたと思います。最期は、担当者とメイも近くにいる状態で、みんなに見守られながら息を引き取りました。温かいご声援を本当にありがとうございました。メイのケアにも尽力し、1日でも長く元気に生きてもらえるよう頑張っていきたいと思います」と紹介した。

 キラへの献花や供物、担当飼育係への送り物等の受け取りを一律で控えるとし、キラへの思いを綴る「メッセージボード」を近日中に館内に設置する。

 国内で唯一飼育されているメイについては「同居しているメイに、今のところ変わった様子はみられません。しばらくは観察とケアを続けますので、展示は引きつづき中止させていただきます」と伝えた。

 キラは2008年4月21日、アドベンチャーワールド(和歌山県白浜町)で、父「カン」・母「フローラ」の間に生まれた。21年3月17日に動物福祉の観点から、多頭飼育を目的に鳥羽水族館に入館した。

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