アメリカの国防総省が第2次世界大戦中にアメリカ軍兵士が硫黄島に星条旗を掲げる有名な写真をウェブサイト上から削除しました。
「ワシントン・ポスト」は18日、第2次世界大戦中に硫黄島でアメリカ軍の兵士が星条旗を掲げる写真を国防総省がウェブサイト上から削除したと伝えました。
国防総省はDEI=「多様性・公平性・包摂性」に関連するページの削除を進めていて、写真に先住民の兵士が写っていたことが理由とみられます。
また、広島に原爆を投下したB29爆撃機「エノラ・ゲイ」の写真も削除候補に指定。「ゲイ」を男性の同性愛者と誤って認識した可能性が指摘されていました。そして、翌日、ABCテレビは削除は誤ってされたもので、国防総省が写真を再び公開すると報じました。
トランプ政権は前のバイデン政権による「DEI」の政策が軍を弱体化させたと主張しています。
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