E START

E START トップページ > ニュース > 海外 > インドネシアで改正国軍法が成立 軍の権限を拡大 “民主主義の後退”懸念広がる

インドネシアで改正国軍法が成立 軍の権限を拡大 “民主主義の後退”懸念広がる

海外
2025-03-20 21:55

インドネシアの国会は民主化移行期の2004年に制定された国軍法について、現役軍人を政府機関に幅広く登用できる改正法案を可決しました。民主主義が後退するとの懸念が広がっています。


インドネシア国会で20日、国軍法の改正案についての採決が行われ、すべての政党が賛成して可決・成立しました。


現地メディアによりますと、改正法では、現役軍人がこれまで兼務することができた省庁や政府機関に加え、新たに最高検察庁など5つの機関への出向が可能になるということです。


国軍法は、1998年まで続いたスハルト独裁政権の崩壊後、民主化に向け、軍の権限を抑える目的で制定されました。


今回の法改正の背景には、軍出身であるプラボウォ大統領の意向があったとみられていますが、人権団体は「民主主義の後退や人権侵害のリスクが高まっている」と強権化に警鐘を鳴らしています。


スマホのバッテリーを長持ちさせるコツは?意外と知らない“スマホ充電の落とし穴”を専門家が解説【ひるおび】
「パクされて自撮りを…」少年が初めて明かした「子どもキャンプの性被害」 審議進む日本版DBS “性暴力は許さない”姿勢や対策“見える化”し共有を【news23】
「誰も死なないという選択肢は考えられない」幼少期の虐待・ネグレクトの末たどり着いた両親の殺害 15歳の少年が逃れたかった「恐怖と束縛」


情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

人気記事

ページの先頭へ