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秋の味覚の王様“マツタケ”今年は?注目はブータン産「国産に近く、クセが少なく食べやすい」【Nスタ解説】

総合
2024-09-30 20:59

秋の味覚の定番、サケとイクラの値段が上がっているということですが、秋の味覚の代表「マツタケ」にも異変が起きているようです。


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“秋の味覚の王様”マツタケ 今年は「岩手県産が好調」

南波雅俊キャスター:
秋の味覚の王様「マツタケ」は、人工栽培技術がなく自然発生したものを出荷しているため、天候に左右されます。雨が降り、最高気温が30度を下回ってくると育ちやすくなるといいます。主な産地は長野県・岩手県だそうです。


長野・上田市では秋の風物詩「マツタケ小屋」がオープンするということです。9月1日から営業している「二幸園」は、3か月間の営業でマツタケを1トン以上仕込むそうで、おすすめは姿焼きとのことです。

二幸園の関啓子社長によると、「雨や湿度もあり、いいかなと。10月の週末は予約で埋まっている」ということです。


9月7日にマツタケを初入荷した長野・青木村の道の駅あおきでは、9月30日は23パック入荷して4500円~2万3500円のものが4分で完売したということです。入荷した日から毎日完売してるそうです。

道の駅あおきの若林崇弘社長は、「去年より入荷時期が早く100パック並ぶ日もあり、出だしは好調だったが、今は少なくなってしまった。今後の雨に期待しています」ということでした。


広島・世羅郡の国産マツタケ販売店「世羅の大地」では、10月6日(日)に「国産まつたけフェス」が行われます。▼大人5000円、▼小学生以下の子ども2500円で、国産冷凍マツタケのつかみ取りができるそうです。大人は1回で平均250グラム、約2万5000円~3万円相当がつかめるということです。

世羅の大地の担当者は「今年は岩手県産のマツタケが好調です」としています。


ここ数年で注目 ブータン産のマツタケ 3つ星レストランでも

南波キャスター:
都内のスーパーによると、国産は10月中旬ごろ入荷してくるそうなので、まだ価格は分からないとのことです。円高の影響が大きく、外国産は2023年と比べて2~3割安いということです。

マツタケは中国産が一番多いのですが、ブータン産のマツタケも注目されています。


「ブータン松茸SHOP」の担当者は、「見た目・香りは国産と近く、クセが少ないので食べやすい」としています。▼標高3000メートルで収穫され、▼国産の5分の1程度の価格、▼国内の3つ星レストランでも使われているとのことです。虫食いが少ないため、レストランでも重宝されているといいます。

実際に現物を手にとってみると、すごく良い香りがして秋を感じます。


ホラン千秋キャスター:
国産・外国産を香りや味などで感じる人もいるのかもしれませんが、私は何でも美味しくいただけます。


南波キャスター:
マツタケをキッチンペーパーや新聞紙で包み冷蔵庫で保存。食べる1時間前に出すと香りが戻るということです。

「ブータン松茸SHOP」の担当者によると、おすすめの食べ方は、「すき焼きです。香りも消えず肉との相性も抜群」だということです。


産婦人科医 宋美玄さん:
焼くのは加減が難しそうですが、すき焼きなら作れそうですね。


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情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

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