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シカの角に刺されたか 京都府の田んぼで男性死亡 過去にシカに刺された男性「油断があった」 繁殖期の危険とは?【news23】

総合
2024-10-11 04:45

京都府福知山市の田んぼで胸のあたりから血を流した男性が発見されました。警察は、男性がシカの角で刺された可能性があるとみています。「歯茎を見せて威嚇する」「自分の中で油断があった」過去、シカの角で刺された男性が語る“この時期”のシカの“危険”とは…?


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10月ごろが繁殖期 野生のシカに遭遇した場合の対策は?

京都の田んぼで男性が死亡し、現場には動物のフンや足跡が残されていました。


近隣住民
「やっぱりシカは多い。オスがうろうろしていたと(聞いた)。そのとき遭遇していたら、私もやられていたかもしれない」


9日夜、京都府福知山市の田んぼで、近くに住む68歳の男性が胸のあたりから血を流した状態で発見されました。

消防隊員が駆けつけた際、田んぼの中に、野生のオスのシカが1頭いたということです。傷口などから、警察は男性がシカの角で刺された可能性があるとみています。


この時期は特に、オスのシカの気性が荒くなるということで、奈良公園でも注意が呼びかけられています。その理由について、福岡県内で罠猟を行う東雲輝之さんは…


福岡県内で罠猟を行う東雲輝之さん
「10月ごろが繁殖期になります。近寄っただけで、むわっと独特なシカのにおいがする。興奮しているシカは歯茎をみせて威嚇する」


東雲さんも、ちょうど1年前の2023年10月10日、罠にかかったシカに角で刺されたといいます。


福岡県内で罠猟を行う東雲輝之さん
「傷口は消えないですね。

(角で刺されたとき)まず一番はじめは混乱しますよね。『え?』『うわっ』『攻撃された』と、刺さったのか、血が出てるのか。何か痛い、血がにじんでいると」


幸い2週間ほどで傷口は塞がったといいますが、医師からこう言われたといいます。


福岡県内で罠猟を行う東雲輝之さん
「もう少し下で深く刺さっていたら肝臓をやられ、山の中で大量出血したらすぐ動けなくなるので、『命危なかったですね』と(医者に)言われた。

野生動物が危ないのは良く理解していたが、自分の中で油断があったかなって。相手は野生動物なので」


専門家は「野生のシカに遭遇した場合、刺激しないようにそっと距離をとるようにしてほしい」としています。


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情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

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