中国の習近平国家主席はBRICSの首脳会議で演説し、欧米主導の国際秩序に対抗していく考えを示しました。
中国の習近平国家主席はロシア中部カザンで開かれている新興国の枠組みBRICSの首脳会議の全体会合で23日、演説を行いました。
この中で「BRICSの影響力を維持し、世界的な影響力を持たなくてはならない」と述べ、BRICSの枠組みを強化することで欧米主導の国際秩序に対抗する考えを示しました。
特に、環境やAIなどの分野でBRICS参加国との協力を深める考えを示したほか、金融面での連携を強化する方針を打ち出しました。
また、ウクライナ問題や中東情勢に対し積極的な関与を続ける姿勢を強調しました。
BRICSには30か国以上の「グローバルサウス」の国々が参加や協力に関心を示しているといわれており、中国としてはBRICSを通じてグローバルサウスへの影響力を
強め、アメリカなどに対抗したい狙いがあるものとみられます。
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