2010年バンクーバーオリンピック™で銀メダルを獲得したフィギュアスケート女子の浅田真央さんが8日、自身の名を冠したスケートリンク「MAO RINK TACHIKAWA TACHIHI」のオープニングセレモニーに出席した。
【写真を見る】浅田真央さん 夢がかなった「MAO RINK」お披露目 “笑顔のあふれる場所に、そして世界一を獲れるスケーターを”【フィギュア】
「MAO RINK」のこだわり
11日に東京都・立川市で開業する「MAO RINK」には数々のこだわりがある。
クラシカルな感じをイメージして作られた施設の壁面には「コンパルソリー」と呼ばれる氷上に図形を正確に描くフィギュアスケートの旧種目の図形が描かれ、施設内には、浅田さんのシルエットがおよそ10人、トイレのピクトグラムもスケーター仕様になっているなど、浅田さんならではの遊び心満載のこだわりが隠れている。
浅田真央さん 一番のこだわり
さらには、アイスショーや競技会も開催できる30m×60mの国際規格のメインリンクと一般の方やキッズたちが利用できる24m×40mのサブリンクが備えられている。
このサブリンクにこそ、浅田さん一番のこだわりポイントが。それは、壁半分ほどの大きさを誇る窓とそこから見える桜並木だ。
「子どもたちにもスケートを滑りながらでも四季を感じてもらいたい」という想いが込められている。
“天使が舞い降りた”パフォーマンスを披露
セレモニーでは、浅田さんとキッズスケーターによるスペシャルパフォーマンスが行われ、白とピンクを基調とした和装の着物で滑る浅田さんの姿は、まるでスケートリンクに天使が舞い降りたかのようだった。
セレモニー後には、立川市内の園児20人が参加したスケート教室を開催。
丁寧に滑り方を教え、徐々に滑れるようになる園児たちも印象的で、浅田先生として子どもたちと触れ合った。
かなった長年の夢 次なる目標は
ついに叶った長年の夢。浅田さんは「本当に最初、MAO RINKのスケートリンクで滑った時は感動した」と振り返った。
それでもまだ世界一のスケートリンクと称する「MAO RINK」を通して成し遂げたい目標がある。
今後、指導者として後進の育成に励みたいと語る浅田さんは「本当にたくさんの方の笑顔の溢れるような場所になりたいという思いもありますし、このMAO RINKから世界一を獲れるスケーターを生み出すことが私の次の目標」と願いを口にした。
・「コバエが、料理に一瞬だけ止まってしまった!」その料理、衛生的に大丈夫?専門家に聞いた
・右腕は切断され、売られた アルビノの体を呪術に使用 “これはビッグビジネス” ザンビアに残る“迷信”の実態
・ビール1杯で高まる大腸がんリスク、厚労省が初の「飲酒ガイドライン」、“健康的に”お酒を飲むには?【Nスタ解説】