今年7月、静岡県から千葉県沖まで36時間にもわたって漂流していた女性を海で発見した貨物船の乗組員に、海上保安庁から感謝状が贈られました。
タンカーの甲板に下りていく海上保安庁の隊員。向かった先には毛布でくるまれた女性がいます。これは海上を漂流していた女性が救助されたときの映像です。
中国籍の20代の女性は今年7月、静岡県下田市の海水浴場で沖に流されてしまい、36時間ほど漂流したあと、およそ80キロ離れた千葉県の南房総市の沖合で救助されました。
きょう、この女性を発見して救助に貢献した貨物船の乗組員に感謝状が手渡されました。
乗組員 猪田隆志さん
「漂流物だと思ったものがたまたま双眼鏡で見てみたら、それが人だったと。まさかこんな広い海で人が浮いてるとは思っていなかったですね」
第三管区海上保安本部は「素晴らしいシーマンシップだった」とコメントしています。
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