先月、群馬県大泉町の自宅でマイナンバーカードや在留カードを偽造したとして、ベトナム国籍の男が逮捕されました。群馬県内でマイナンバーカードの偽造が摘発されるのは初めてです。

有印公文書偽造などの疑いで逮捕されたのは、大泉町に住む無職でベトナム国籍のグエン・コン・アン容疑者（42）です。

警察によりますと、グエン容疑者は先月、自宅のパソコンやプリンターを使って、マイナンバーカード32枚や在留カード23枚などを偽造した疑いがもたれています。

県内でマイナンバーカードの偽造が摘発されるのは初めてです。

警察は、SNSで在留カードが密売されていたことから捜査を行ってきました。

その中で、大量に郵便物を送付しているグエン容疑者を特定し、先月、家宅捜索したところ、偽造のマイナンバーカードなどが見つかったということです。

警察はグエン容疑者の認否を明らかにしていません。

グエン容疑者はカードの偽造をSNSで指示されていて、警察は、ほかにも共犯がいるとみて捜査しています。

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