東京都が新年度から、出産時の痛みを麻酔で和らげる無痛分べんの費用の一部を助成する方針であることが、都の関係者への取材でわかりました。実現すれば、都道府県では初めてのことです。
無痛分べんは、出産する時に麻酔を使って陣痛の痛みを和らげるものですが、都内の医療機関の多くは無痛分べんを行う場合、出産の費用とは別に10万円から15万円ほどの費用がかかります。
この無痛分べんにかかる費用について、都が新年度から、都内に住む妊婦が都内の病院で出産した場合、費用の一部を助成する方針であることが、都の関係者への取材でわかりました。
無痛分べんの費用を助成することについては、去年、小池百合子知事が都知事選で公約として掲げていました。
無痛分べんの利用は、近年増加傾向にあり、少子化対策につなげる狙いがあります。
都によりますと、無痛分べんの助成制度ができれば、都道府県では初めてだということです。
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