24日に召集される通常国会で石破総理大臣が行う施政方針演説の原案が判明し、少数与党として与野党で熟議し、国民の納得と共感を得られるよう努め、政権運営にあたる考えを示す方針です。
石破総理は就任後初めて行う施政方針演説で、「『楽しい日本』とは、すべての人が安心と安全を感じ、自分の夢に挑戦し、『今日より明日はよくなる』と実感できる活力ある国家だ」とした上で、「『楽しい日本』をめざす」と改めて訴えます。
また、▼「若者や女性にも選ばれる地方」、▼「産官学の地方移転と創生」などの5本を柱として、日本全体の活力を取り戻すべく「『令和の日本列島改造』を進める」との考えを表明します。
防災庁など政府機関の地方移転については、「これまでの取り組みを検証し地方からの提案を募り、日本全体にとって望ましい効果を生み出すのはどこかという視点を踏まえ、結論を出す」としています。
防災・減災については、来年度までの5年間で15兆円程度の事業規模で実施されている政府の計画について、これを上回る規模の新たな計画を6月をめどに策定する考えを打ち出すほか、「世界一の防災大国にする」との考えのもと、「災害対策の知恵や技術を発信し、世界の防災に貢献し、新たな産業の柱にする」と訴えます。
また、来年度予算や教育などの施策について「多くの御賛同が得られるよう説明を尽くし、各党の御主張も十分に拝聴し議論を重ねる」などとし、少数与党として他党への配慮を滲ませています。
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