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■大阪マラソン2025(24日、大阪府庁前発~大阪城公園着 42.195㎞)
【写真を見る】学生新の青学大・黒田朝日「皆渡とチーム全員の思いを背負って走った」亡き友の名前記したシューズで力走【大阪マラソン】
東京世界陸上(9月)の代表選考会を兼ねた「大阪マラソン」が行われ、初マラソンの黒田朝日(20、青山学院大)が2時間6分5秒で、日本勢3位の6位でゴールし学生新記録をマークした。
レース終盤に先頭集団から遅れたが、再び追いつく意地を見せた黒田。「後半は本当に無我夢中だったんですけど、何とかいい記録と順位で走り切れて良かった」と口にした。初マラソンの感想を問われると、「いや、もう走りたくないです、きつかったんで(笑)」と笑顔を見せた。
黒田はこの日、大学のチームメートである皆渡星七さんの名前を自身のシューズに書いて42.195㎞を走った。皆渡さんは昨年11月に悪性リンパ腫の診断を受けたことを公表し闘病生活を送っていた。しかし今月21日に、大学から亡くなったことが公表された。
黒田は「皆渡の件もあって、本当にすごい悲しいタイミングではあったんですけど、彼の分と、あとは同期みんなが靴にメッセージ書いてくれたので、チームメイト全員の思いを背負って走ろう」と思いの丈を話し、「すごく力になったと思います」と前を向いた。
2日の別府大分毎日マラソンでは、ともに箱根駅伝を走った4年生の先輩・若林宏樹(22)が、初マラソン日本最高&学生新の2時間6分7秒を叩き出した。そしてこの日、“後輩”の黒田が、若林の記録を2秒上回り学生記録を更新。3月2日の東京マラソンには、箱根駅伝4区区間賞の太田蒼生(4年)が出場予定。チームの“襷”は、繋がり続ける。
新主将という重責を担う黒田は「学生である以上、目指すところは三大駅伝で活躍することになってくるので、今回すごい自信になるレースになったので、しっかり今年1年に繋げていけるように頑張りたい」と意気込んだ。
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