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田中希実が10000m 31分41秒22で優勝、アジア大会派遣設定記録切れずも「自分のことを信じて走れる喜びを感じている」【木南記念】

スポーツ
2026-05-10 18:59

■陸上・第13回木南道孝記念陸上競技大会(10日、大阪府・ヤンマースタジアム長居)


女子10000mは田中希実(26、豊田自動織機)が31分41秒22で優勝、日本陸連が定めるアジア大会派遣設定記録の31分14秒63を切ることはできなかった。


32年ぶりに日本で開催となる9月のアジア大会代表選考となった木南記念、代表枠は最大で男女各2人となるが、昨年9月の東京世界陸上において女子の廣中璃梨佳(25、ユニクロ)が入賞により内定を得ているため、女子は残り1枠となっている。


この種目には1500m、5000m日本記録保持者で30分54秒40の日本歴代7位の記録を持つ田中、30分45秒21(日本歴代3位)の不破聖衣来(23、三井住友海上)、5000mパリ五輪代表の樺沢和佳奈(27、三井住友海上)とメンバーがそろった。


田中は不破と並んでスタート、最初の1周目で田中は先頭集団の最後尾、そこから20mほど離れて第2集団の先頭に不破という状況になった。先頭集団は田中を含めて3人、序盤からスピードを上げて1kmは3分07秒のペース。第2集団とは約100mの差となった。


残り21周で先頭集団から立迫志穂(22、資生堂)が遅れて、田中、樺沢の2人となった。残り15周で樺沢がややペースが落ち始め、ペースメーカーのムカリとの差が少し開き、ムカリは後ろを確認しながら選手を引っ張っていった。田中は樺沢をマークして、後ろに付いていった。


7000mを通過して、22分21秒、6000mから7000mの1kmは3分17秒となった。これでも田中は樺沢の後ろで力を溜めていた。そして、残り6周、7600mで田中が樺沢をかわして前に出た。8000mでペースメーカーが外れると、田中はギアを上げて、一気にスピードを上げていった。


最後は田中の独走となり、9000mで28分41秒、この1kmのラップは3分7秒とペースを戻してきた。ラスト1周でさらにスパート、31分41秒22でフィニッシュ。日本陸連が定めるアジア大会派遣設定記録の31分14秒63を切ることはできなかった。


田中は「数ヶ月はまず気持ち的には万全ではなかった。練習通りの力だったらもっと走れるはずなんですけど、やっぱり気持ちの部分の怖さがあったので、勝てたっていうことが久しぶりの自信にはなったんですけど、まだまだ自分の最終目標としている世界と戦うっていうところには程遠い」と振り返った。


万全ではなかったというところについて「去年からやっぱりグランドスラムであったりとかダイヤモンドリーグで世界で打ちのめされる経験がずっと増えた」と話し、「世界陸上で払拭できたらよかったんですけど、自分の中では吹っ切れたレースではなかった。気持ちの切り替えがつかないまま怖さであったりとかどうせ自分はっていう思いを抱えたままレースをこなしていた」と告白。


「延岡で自分を完全に見失ったりしてしまったんですけど」と5000mで15位に終わった4日の延岡での試合を振り返り「改めてタイムとか関係なく、ゴールまでしっかり走り抜けるっていうことの偉大さっていうのを改めて感じられた」ときっかけをつかんだ試合となった。


「アジア大会が一番私のキャリアにとっては大事な部分なので、そこでしっかり戦っていく。来年以降の世界で戦う上での足がかりになると思うので、しっかりとアジア大会で戦える状態に持っていきたい。今日しっかり勝てた分、また改めて自分のことをちゃんと信じて走れる喜びを感じている」と力強く語った。
 


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