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バレー女子日本代表・佐藤淑乃「自分の目標は日本代表で勝つこと」SVリーグMVPの新エースが覚悟語る【ネーションズリーグ】

スポーツ
2026-07-08 17:04

バレーボールの世界三大大会のひとつ、ネーションズリーグ(VNL)の女子は、予選ラウンド第3週日本ラウンド(7月8日~7月13日)が8日、大阪で開幕する。18チームが参加する大会で日本代表はここまで6勝2敗の5位。24年の銀メダル以来となる2大会ぶりの表彰台を狙う。第2週終了時点で、チームトップの129得点を挙げている新エース、佐藤淑乃(24)は今季SVリーグでMVPを獲得。代表シーズンに強い覚悟で臨んでいる。


【日程&結果一覧】バレーボール『ネーションズリーグ2026』勝負の第3週は日本“大阪”開催 女子は7月8日、男子は7月15日開幕


1人で34得点 “自分にも世界を相手に戦える力がある”

Q.昨シーズン、スタメンに定着して大活躍でした。去年をご自身で振り返ると、代表シーズンはどういうシーズンでしたか。
佐藤淑乃選手:
自分自身すごいたくさんの経験をさせてもらえたシーズンでしたし、チームとしても、(VNLと世界バレーとともに)3位決定戦までいけたこと(最終結果は4位)、あの試合(世界バレーのブラジル戦)でそういうプレッシャーのかかる試合を経験できたことは良いシーズンだったのかなと思います。


Q.最終戦は何か手応えとかちょっと自信をつけてやれた感覚とかはあったりしましたか?
佐藤:
あの(34得点を挙げたブラジル戦の)試合でもちろん自信はつきましたし、自分にも世界を相手に戦える力があるっていうのは感じられたんですけど、どれだけあのプレーに毎日毎日近づけられるかとか、毎日同じクオリティでできるかっていうのが大切だと思うので、あれはあれで切り替えて、今の自分の課題だったり、今の日本代表で自分が求められてることとかそういう部分に目を向けていきたいなと思ってます。


自分にも世界を相手に戦える力があると知ると同時に、自身の課題を認識したという佐藤。来シーズン、NECレッドロケッツ川崎からイタリア・セリエAのヴェロ・バレー・ミラノに移籍する。


佐藤:試合を常にスタートで入らせてもらった中で、レセプション(サーブレシーブ)では(石川)真佑さんに結構カバーしてもらってるシーンが多くて。自分が前衛のときに真佑さんが広めに行ってくれて、真佑さんのバックアタックの選択肢の1つを消してしまってる場面っていうのが何回かあった。バックアタックとか、4枚で攻撃する、相手に数的優位な状態を作るとか、そういうのがやっぱ日本の武器だと思いますし、相手もすごく嫌がってるってわかってる中でも、自分のレセプションが返らないことでそれを崩すしかないっていう状況があったので。そこは試合の中ですごく感じてました。


Q.去年、メダルには惜しくも届かなかったという中で、チームとしてメダルを取っていく中で何か足りなかったことってありますか?
佐藤:
日本はブラジルだったり、トルコとか、イタリアとか、アメリカとかもそうですけど、そういう国に比べて、決勝を経験するとか、3位決定戦を経験しているっていう回数が少ないと思うので、そういう回数を、今年そういうプレッシャーのかかった試合の中で勝ち切るっていう経験を増やしていきたいですし、もっともっと発想力というか、日本のバレーっていう殻に閉じこもらず、いろんなことに挑戦してやることで、また一回りも二回りも強くなれるんじゃないかなというふうに思ってます。


「メダルを取れるように毎試合毎試合成長していきたいな」

課題を前に臨んだ2025-2026シーズンで、佐藤はSVリーグのMVPに輝いた。


Q.佐藤選手はSVリーグを通して何を成長させて、何を持って帰ってきましたか?
佐藤:
(昨年を踏まえて)ディフェンス面は特に取り組みましたし、例えばオフェンスの部分では、今まで感覚でやってた部分だったり、自分の強みが何なのかとか、あまり言語化できないような部分を考えるシーズンだったかなと。自分の体のどういう使い方をしてるときがいいのかとか、そういう細かい、ちょっと難しい部分に向き合ってきたので、あとは結果として、プレーで数字を上げてくっていうのが、今の課題なのかなと思ってます。


Q.先ほど日本のバレーの殻に閉じこもらずにっていう話もありましたが、イタリアへの移籍を決断したときに、その殻をこじ開けたいと思ったなど、そういった気持ちもありましたか。
佐藤:
はい。日本のリーグ内でもいろんなことを学べますし、他の国の選手に聞いても日本のリーグは結構レベルが高いっていうふうに言ってくれるのもすごい嬉しいんですけど、自分の目標は日本代表で勝つことなので、世界相手に高いブロックだったり高いスパイカーに対してどうやって戦っていくかっていう部分が常に経験できる環境に自分が入ってくっていうことで、もっと、今考えてる発想より違うものが得られるんじゃないかなっていうのは、ひとつありますね。


Q.(VNLで)メダルを目指す上で、さらに金ってなると、また1つ何か違うベクトルの戦いになってくるかなと思うんですけど、そこに向けてはどういう気持ち、どういう準備が必要になってきますか。


佐藤:個人としては去年、自分のプレーにフォーカスさせてもらいながらプレーをずっとしていたので、そういう(石川)真佑さんだったり、せな(関菜々巳)さんが引っ張ってくれてるっていう状況に、自分もどんどんどんどんリーダーシップを発揮して、軸となる選手になっていけたら、もっと楽になる選手がたくさん増えて全体が強くなるチームを作れるんじゃないかなって思ってます。ネーションズリーグは(ロス五輪の出場権がかかった)アジア選手権の前の大事な期間になると思うので、まずしっかりそこでも結果を求めながら、去年達成できなかったメダルを取れるように個人としてもチームとしても毎試合毎試合成長していきたいなと思います。


【女子ネーションズリーグ 第3週以降の日程】

◆予選ラウンド第3週:日本(大阪)
7月8日(水)19時20分~ vsブラジル
7月9日(木)19時20分~ vsタイ
7月11日(土)19時20分~ vsトルコ
7月12日(日)19時20分~ vsポーランド


◆決勝ラウンド:マカオ
7月22日(水)~26日(日)


【今後の女子日本代表日程】
アジア大会愛知・名古屋
日程:9月16日~22日
場所:岡崎中央総合公園総合体育館、小牧市スポーツ公園総合体育館


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