
■体操男子個人総合 決勝(21日、名古屋市総合体育館〔レインボーホール〕)
【日程&放送スケジュール&代表選手一覧】アジア大会(愛知・名古屋)は9月19日の開幕を前に競技がスタート
24年パリ五輪で団体、個人総合、種目別鉄棒で3冠を獲得した岡慎之助(22、徳洲会体操クラブ)が体操男子個人総合で84.698点で銀メダルを獲得。さらに21年東京五輪個人総合、種目別鉄棒の2冠を獲得した日本のエース橋本大輝(25、日本生命/セントラルスポーツ)が83.865点で銅メダルとなった。最大のライバル中国の張博恒(21年世界選手権金、23年杭州大会金、24年パリ五輪銀)が圧倒的な力を見せ大会連覇を成し遂げた。
すべての選手が、『ゆか』『あん馬』『つり輪』『跳馬』『平行棒』『鉄棒』の6種目を順番に行い全種目の合計得点で争う個人総合。岡は得意の鉄棒ではG難度の「カッシーナ」など難易度の高い構成で14.233点、さらに平行棒でも着地をしっかり決めボーナス点も入り14.633点と高い得点を出した。
1種目目はあん馬。少しバランスを崩したが、五輪王者の貫禄を見せ落ち着いた演技で着地。演技の美しさを表すEスコア(10点満点)は8.766点、Dスコアとの合計は13.766点とまずまずの出だし。ここで高いスコアを出したのがエース橋本。技の難しさを表すDスコアは5.700点、美しさを表すEスコアは8.800点で14.500点の高得点を叩きだしこの種目1位の好スタートを切った。
2種目目のつり輪は14.000点で14点台に乗せた岡。3種目目の跳馬では4年前に大けがをした高難易度の技『ロペス』を成功させた。Eスコアを9点台に乗せ14.233点を叩きだし、前半3種目終えた時点で3位につけた。1位は岡と橋本の“最大のライバル”とされる中国の張博恒(21年世界選手権金、23年杭州大会金、24年パリ五輪銀)。日本のエース橋本大輝(25、日本生命/セントラルスポーツ)は2位とまさに“三つ巴の戦い”となった。
後半は平行棒からスタート。種目別の金メダルを目指している平行棒で安定した演技を見せ着地もしっかりと決めた岡は、Dスコア5.4でEスコアは10点満点中9.133点を叩きだし、さらにボーナス点(0.1点)も加わり、14.633点と高い得点を出した。残り2種目を残して、張博恒と橋本を抜き岡がトップに出た。
勝負の鉄棒へ。G難度の「カッシーナ」などを盛り込む構成で安定した演技を見せた岡は、14.233点。再び1位は中国の張博恒、岡は0.167点差で2位。まさに僅差の戦いで最終種目のゆかでは13.833点を出し、トータル84.698点で終えトップに立った。橋本が岡の得点を超えられなかったことから金メダルの行方は、張博恒(中国)の結果にゆだねられた。
鉄棒を得意とする張博恒(中国)は14.033点を出し、トータル85.065点で大会連覇が確定。アジア大会初出場の岡は銀メダル、同じく初出場の橋本は銅メダルとなった。
体操男子団体の予選も兼ねる男子個人総合。団体に出場するチームは 5-4-3 制(1チーム5人の中から各種目4人が演技し、その上位3人の得点を加算) によってチームの得点が算出され、その総合点で上位8か国が団体決勝に進出する。日本は254.460得点で2位につけ、23日の団体決勝に進出、14年仁川大会以来3大会ぶりの優勝を目指す。
【体操男子個人総合決勝 結果】
金 張博恒(中国) 85.065点
銀 岡慎之助 84.698点
銅 橋本大輝 83.865点
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5位 築山翔馬 81.897点
【体操男子団体予選 結果】
1位 中国 255.361点
2位 日本 254.460点
3位 韓国 238.327点
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