
10月25日の名古屋グランパス戦、横浜F・マリノスの宮市亮は、自身が生まれ育った愛知の地でJ1通算100試合出場を達成した。節目を迎えた宮市は、これまでの歩みを支えてくれた周囲への感謝を真っ直ぐに語る。
【写真をみる】「楽しくてしょうがない」ピッチで躍動する宮市選手
「自分に関わる人たちの支えだったり、F・マリノスというチームが僕を支えてくれた。皆さんに感謝したい」
度重なる怪我「ボールが来て欲しくない」
2011年に中京大中京高校から英プレミアリーグの名門・アーセナルに加入。若くして脚光を浴びた宮市だが、その後のキャリアは度重なる怪我との戦いとなり、思うような活躍ができない苦しい時期が続いた(2012年・2013年に右足首靭帯損傷、2014年に左ハムストリング損傷、2015年に左膝前十字靭帯断裂、2017年に右膝前十字靭帯断裂、2018年に右膝前十字靭帯損傷、2020年に内転筋損傷)。当時の取材で、宮市は抱えていた壮絶な葛藤を明かしている。
「初めての感覚というか…。ボールが来て欲しくないなんてプロになって思ったことなかった。そんなことを思ってしまった自分が恥ずかしくて惨めで、完全に逃げていた。自分に負けまくっていた」
日本で再び襲った大怪我
どん底を経験し、2021年に日本へ帰国した宮市は、横浜FMでJリーグのピッチに立ち、2022年5月には初ゴールを記録した。だが、日本でも再び大怪我に見舞われることになる。2022年7月に3度目の前十字靭帯断裂。それでも怪我の恐怖と戦いながらピッチで躍動を続け、復帰後のゴールは宮市にとってかけがえのない記憶となった。
「2023年の柏戦のゴールは、自分が決めたことよりも、みんなと喜び合えた瞬間が今でも忘れられない」
「ボールを受けたくてしょうがない」蘇った情熱
かつて「ボールが来てほしくない」とまで苦悩していたアタッカーは、横浜FMで力強く蘇った。今の宮市の胸にあるのは、サッカーへの純粋な渇望と楽しさだ。
「今はピッチに立つ瞬間が楽しくてしょうがないし、ボールを受けたくてしょうがないし、ドリブルがしたいし、シュートを決めたいし、みんなと喜びを分かち合いたい。これだけメンタルが安定していると、ケガも少なくなってくると思う。今ある現役生活を、サッカーができる喜びを噛みしめてプレーしていきたい」
※TBSテレビ『KICK OFF! J』(毎週日曜深夜0時58分~)2026年11月1日放送より
・10歳若返る?「ジャパニーズウォーキング」…“1日30分”で1万歩歩くよりも効果的 道具いらずで海外で話題【Nスタ解説】
・「インフルにかかる人・かからない人の違いは?」「医師はどう予防?」インフルエンザの疑問を専門家に聞く【ひるおび】
・40代から増加「脳梗塞」の初期症状は?「倒れてからじゃ遅い」早期発見のカギ「BE FAST」とは【ひるおび】
