
手術後の女性患者にわいせつな行為をした罪に問われている男性医師のやり直しの裁判で、東京高裁は男性医師に無罪判決を言い渡しました。
医師の関根進被告(49)は2016年5月、都内の病院で女性患者の胸の手術を行った後、胸をなめるなどのわいせつな行為をしたとして、準強制わいせつの罪に問われています。
1審の東京地裁は「女性は麻酔の影響などで幻覚を見た可能性がある」などとして関根被告を無罪としましたが、2審の東京高裁は、女性の胸から検出された関根被告のDNAの量の多さなどから「胸をなめられた」とする女性の証言の信用性を認め、一転して懲役2年の有罪判決を言い渡しました。
しかし、関根被告側の上告を受けた最高裁は、「DNAの量をはかった検査結果の信頼性には不明な部分が残っている」などとして、2審の有罪判決を破棄し、東京高裁に審理を差し戻していました。
東京高裁でのやり直しの裁判は去年9月から開かれていました。
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