E START

E START トップページ > 国内 > ニュース > 「これ欲しかった」とSNSで話題に 井村屋「すまん」“進化版”登場【開発秘話】

「これ欲しかった」とSNSで話題に 井村屋「すまん」“進化版”登場【開発秘話】

国内
2025-08-21 11:47
「これ欲しかった」とSNSで話題に 井村屋「すまん」“進化版”登場【開発秘話】
具なしの“素(す)の中華まん”「すまん」
 井村屋が、SNSで話題となった“素の中華まん”「すまん」をリニューアルし、2コ入パッケージで9月1日から期間限定発売する。これまで6コ入で販売されていたが、「試してみたいけど量が多い」との声に応え、より手に取りやすい仕様へと変更。さらに動物性原料を使わないレシピへと刷新され、幅広い世代が安心して楽しめる商品となった。

【写真】「そのまま」でも「アレンジ」でも!食べ方いろいろ紹介

 「すまん」は2020年にオンライン限定で登場。具材を一切入れず、生地そのものの味わいに特化したユニークな中華まんで、販売開始から約2ヶ月で完売した。その後も再販を望む声が絶えず、数量限定販売や継続販売を重ねてきた人気商品だ。

 リニューアル版では、井村屋の「ゴールドまんシリーズ」で実績のある二段発酵製法を採用。もっちりしっとりとした生地に仕上げ、生地本来の甘みや旨味を最大限に引き出した。さらにラードの代わりに大豆油を使用することで、動物性原料不使用ながらやさしい味わいとふっくら感を実現した。

 2コ入の個包装タイプは保存性も高く、袋のまま電子レンジで温められる手軽さもポイント。冷凍庫での保管もしやすく、日常的に利用しやすい。

 また「すまん」はアレンジレシピの自由度が高いことでも知られる。SNSでは「お好み焼き風」や「すまんバーガー」といったユニークな食べ方が多数投稿されており、そのままはもちろん、バターやはちみつを合わせることでスイーツ感覚でも楽しめる。

【開発秘話】
 「すまん」は、井村屋公式Xでの何気ない投稿から、お客様との対話を通じて生まれた商品です。

 きっかけは、「中華まんの皮だけを食べたい」というお客様の声を紹介したツイートでした。「『井村屋の肉まんのガワ!中身は自由♪』って売れるかな?」という投稿に、多くのフォロワー様から「それ欲しい!」「自分で具を入れて楽しみたい」という反響がありました。

 その声に社内が動き、開発部が試作。社長が試作品を試食した際の、「お客様がこんなに望んでくれているのに、提供しないという選択肢があるのか?」という言葉で、プロジェクトは本格的に動き出しました。

 その後、「#すまんアレンジ」キャンペーンを通じて、500名規模のモニターを募集し、SNSには「ピザまん風」「チョコディップ」「チンジャオロースを挟む」など、具材がないからこそできる自由な楽しみ方が次々と投稿され、企業アカウント同士のやりとりも話題となりました。発売以降はリピート購入報告やご賞賛の声が多く寄せられ、完売後はお客様相談ルームにも「また食べたい」「定番化してほしい」といった声が継続的に届いていました。そうした反響を受け、「すまん」はオンライン限定で継続販売された後、数量限定ながら一般販売にも展開されるなど、販路を広げてきました。

 さらに今回は、お客様の声に基づき、2コ入パッケージや動物性原料不使用のレシピなど、商品そのものをリニューアルしました。たった一つの投稿から始まった「すまん」が、SNSユーザーの共感を経て商品化し、より多くのお客様の手にお届けできるようになったことを、私たち自身もうれしく感じています。これからも、お客様の声に耳を傾けながら、日々の商品開発に取り組んでまいります。

関連記事


【写真】ボリュームたっぷりな『ロースかつ丼』ほか絶品グルメ一覧
【写真】トップレベルの背徳感!『鉄板マシンガンチーズバーガー』断面図
【一覧】「びっくりドンキー」モーニングメニュー人気ランキングTOP10
【写真】長い…「ガーリックベーコンメルティーチーズバーグディッシュ」
【画像】330円のトーストセットからチーズバーグ、エッグバーグも!びっくりドンキーのお手頃モーニングメニュー

ページの先頭へ