
アメリカのトランプ大統領は、首都ワシントンの治安対策を強化するため地元警察を連邦政府の指揮下に置く措置の期限について、規定の30日間から「長期」延長するよう連邦議会に要請する考えを明らかにしました。
トランプ大統領
「(連邦議会に措置の)長期延長を要請することになるだろう。30日間では不十分だ。措置の導入だけで30日かかる」
トランプ大統領は13日、首都ワシントンの治安対策に30日間では不十分だとし、措置の延長を承認するよう連邦議会に求める意向を示しました。
トランプ氏は上下両院で多数派を占める与党・共和党の意見の一致によって延長は承認されるだろうと自信を示す一方で、「非常事態宣言は出したくないが、必要となれば出す」などと強硬手段を取る姿勢もちらつかせました。
トランプ氏は、ワシントンでは凶悪犯罪が多発し「制御不能に陥っている」と主張していますが、警察の統計ではワシントンの去年の凶悪犯罪の件数は30年間で最低水準となっています。
これに対して、トランプ氏は「統計は偽造されている。(当局は)20年間で最も良い水準だと発表しているが、本当は最悪の水準だ」などと主張しています。
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