アメリカのトランプ大統領は、2日に行われたウクライナの和平計画をめぐる会談について、「プーチン氏は戦闘を終わらせたいと考えている」と強調しました。
アメリカ トランプ大統領
「きのうのプーチン大統領との会談は、とても良かったと思う。どうなるかを見よう」
トランプ大統領は3日、ウクライナ和平をめぐり、アメリカのウィットコフ特使らがプーチン大統領と行った会談について有意義だったとの認識を示し、「プーチン氏は戦闘を終わらせたいと考えている」と強調しました。
ただ、会談では焦点の領土問題で、ロシア側が「妥協案は見つからなかった」と明らかにしていて、トランプ氏も内容の詳細は述べませんでした。
こうした中、ウクライナのゼレンスキー大統領は、和平交渉にあたる代表団が再びアメリカ側と協議するため準備を進めていると明らかにしました。
AP通信は4日に南部フロリダ州で協議が行われると伝えています。
ゼレンスキー氏は「いま世界は戦争を終わらせる機会が到来したと感じている」と期待感を示しましたが、合意に向けて進展するかは不透明です。
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