
日本の来年度の防衛費が過去最大となるおよそ9兆円となったことについて、中国外務省の林剣報道官は「平和発展の道に背くものだ」と批判しました。
日本政府はきょう、来年度予算案を閣議決定しました。
防衛費が過去最大となる9兆353億円となったことについて、中国外務省の林剣報道官は「新政権発足以降、軍備増強の歩みが明らかに加速している」と主張。
高市総理の台湾有事に関する答弁や政府高官による核保有発言、安保3文書の見直しなどを挙げ、次のように批判しました。
中国外務省 林剣 報道官
「日本は一貫して標榜してきた平和発展の道に背き、危険な方向へと突き進んでいる。これらの動向は、すでに国際社会の高度な警戒を引き起こしている」
また、林報道官は「日本は再軍備化を推し進め、軍国主義を復活させようと企てる日本右翼勢力の険悪な野心をより一層露呈させた」と述べ、「『防御』や『反撃』を口実に、戦後の国際秩序を破壊しようとしている」と批判しました。
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