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「地下からカネが湧いてくる」狙いは石油か ベネズエラ・マドゥロ大統領拘束の用意周到な舞台裏とトランプ政権の行く先とは【サンデーモーニング】

海外
2026-01-11 16:16

ベネズエラに電撃的な攻撃をしかけ、大統領を拘束したトランプ政権。用意周到に準備された作戦の裏側が見えてきました。


【写真で見る】マドゥロ大統領拘束作戦の裏側


「誰も見たことのない壮大な攻撃」ベネズエラ急襲でマドゥロ大統領を拘束

ベネズエラ マドゥロ大統領(2025年11月)
「狂った戦争にノー」


支持者らを前に踊ってみせるのは、ベネズエラのマドゥロ大統領。トランプ氏のダンスを彷彿とさせるような動きも...


アメリカからの軍事的圧力が強まる中、「反戦と平和」を訴えて度々披露していました。


体制転換を目論むトランプ政権が、マドゥロ氏にトルコへの亡命を提案した後も...


ベネズエラ マドゥロ大統領(2025年12月30日)
「平和にイエス」


このダンスを何度も目にしたトランプ大統領は、マドゥロ氏が圧力を真剣に受け止めず、挑発していると判断したといいます。


そして、1月3日の未明、ベネズエラに現れたのは150機を超えるアメリカ軍の爆撃機やドローン。首都・カラカス周辺を一斉に空爆しました。


最初の攻撃で防空システムを破壊すると...


撮影者(3日未明)
「8機行ったぞ」


低空飛行で飛来したのは、特殊部隊のヘリ。マドゥロ大統領の滞在先を急襲し、身柄を拘束すると、すぐさまニューヨークまで連行したのです。


電撃作戦について、トランプ氏は...


トランプ大統領(3日)
「第二次大戦以来、誰も見たことのない壮大な攻撃だ」


わずか「5分」の拘束劇 周到に準備された“電撃”作戦

作戦は、周到に準備されたものでした。


2025年8月には、CIAの特命チームがベネズエラに潜伏し、マドゥロ大統領が8か所ほどの拠点を転々としながら、身の安全を図る行動パターンを把握。


一つの建物に狙いを定めて、アメリカ国内に実物大の模型を作り、特殊部隊による突入訓練を重ねていたといいます。


トランプ大統領(3日)
「彼(マドゥロ氏)は鋼鉄の安全な部屋に逃げ込もうとしたが、我々の部隊が素早かったため、その扉にたどり着くことができなかった」


現場では銃撃戦も起きましたが、マドゥロ氏の拘束までに要した時間は、わずか5分ほどだったとしています。


一連の攻撃でアメリカ軍は7人の負傷にとどまりましたが、ベネズエラ側では民間人を含む100人が死亡。


家族を亡くした男性(5日)
「平穏に暮らしていた市民が攻撃された。こんな悲劇があってはならない」


他国を攻撃して多数の死傷者を出し、国のトップを連れ去ったトランプ政権。国際法違反だとの非難も上がりますが...


ルビオ国務長官(3日)
「アメリカ司法上の起訴対象である逃亡者の逮捕です」


アメリカの法律に基づく、麻薬密輸の取り締まりだという理屈。


ニューヨークで裁判所に移送されたマドゥロ氏を連行していたのも、麻薬取締局の職員でした。


「地下からカネが湧いてくる」トランプ氏の狙いは石油か

一方で、マドゥロ政権を転覆させたメリットについて、トランプ氏が強調するのは麻薬とは全く無関係の話。


トランプ大統領(3日)
「世界最大のアメリカの石油企業を設立するつもりだ。地下からカネが湧いてくる。石油を買いたい国には我々が売る」


ベネズエラの石油利権を我がものにするというのです。
さっそく9日には石油企業の経営者を集め、ベネズエラでの開発について協議しました。


さらに、ベネズエラの石油に狙いを定めたトランプ政権が新たに公開した映像では、航行中のタンカーに近づいたアメリカ軍のヘリから、兵士が続々と乗り込んでいきます。


ベネズエラ産の石油に関係するとみられるタンカーを、アメリカ軍が相次いで拿捕しているのです。


ヘグセス国防長官(7日)
「米軍は作戦を続ける準備ができている。トランプ大統領がやると言ったら本気だ。我々の利益に向けて突き進むのが、我々の政権だ」


新たな一線を越えつつあるかに見えるトランプ政権。その行動はどこまでエスカレートするのでしょうか。


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