およそ半世紀ぶりとなる有人での月の周回飛行を終えた宇宙船が地球に帰還しました。
NASAオペレーター
「着水を確認。私たちの隣の星を探求する新たな章が完結しました。宇宙飛行士たちが地球に戻りました!」
およそ半世紀ぶりとなる有人での月の周回飛行を終えた宇宙船は、およそ10日間の飛行を終え、日本時間きょう午前9時すぎ、地球に帰還しました。
宇宙船はエンジン部分を切り離して大気圏に再度突入。機体の速さは秒速およそ11キロ、温度は2760度以上まで達したとみられていますが、無事、パラシュートを広げ、アメリカ・カリフォルニア州の沖合に着水しました。
4人の宇宙飛行士たちは待機していたボートに1人ずつ引き上げられた後、ヘリコプターで移動。歩いて降りる様子が確認されました。
これは国際的な月の探査プロジェクト「アルテミス計画」の一環で、およそ半世紀ぶりに4人の宇宙飛行士を乗せた宇宙船が月の裏側まで飛行。アポロ13号が1970年に達成した記録を56年ぶりにぬり替え、人類史上最も遠い地点へと到達しました。
NASA=アメリカ航空宇宙局は2028年の月面着陸を目指していて、今回の飛行で得られた観測データなどを今後の計画に生かす方針です。
宇宙飛行士らの帰還を受け、アメリカのトランプ大統領はSNSを更新し「すべてが圧巻だった」と祝福しました。「ホワイトハウスで会えるのを楽しみにしている」と述べたうえで「次は火星だ!」と意気込みました。
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