アメリカのトランプ大統領は、イランとの戦闘終結に向けた協議で合意に至らなかったことを受け、「ホルムズ海峡の封鎖措置を開始する」と表明。日本時間13日午後11時から始まるとしています。
【写真を見る】日本時間の今夜から「ホルムズ海峡の封鎖措置を開始」トランプ大統領が表明 米イラン交渉行き詰まりを打開へ“限定的な攻撃の再開”検討か
アメリカ トランプ大統領
「あす10時に封鎖措置が発動する。イランが石油を販売できないよう他国と協力して取り組んでいる。極めて効果的な措置となるだろう」
トランプ大統領は先ほどこのように述べ、封鎖措置について日本時間のきょう午後11時から始まると話しました。
アメリカ中央軍は、ペルシャ湾とオマーン湾に面するイランの港に出入りするすべての船舶が対象で「船籍は問わない」としています。ただ、「ホルムズ海峡を通過してイラン以外の港に出入りする船舶については、航行の自由を妨げない」ということです。
アメリカ トランプ大統領
「イランは非常に悪い状況にあり、彼らは絶望しているだろう」
これに先立ち、トランプ氏はホルムズ海峡の封鎖措置の理由について、「イランが好きな相手に石油を売って利益を得ることは許さない」として、イランへの圧力強化だと説明しています。
週末に行われた戦闘終結に向けたイランとの協議。トランプ氏は「核問題で合意が得られなかった」としています。
一方、イランのアラグチ外相は「イスラマバード覚書の締結まであとわずかだった」と合意に近づいていたという認識を示したうえで、「極端な要求や目標の変更、そして封鎖に遭遇した」とアメリカの対応を非難。
ガリバフ国会議長は、イラン側は「前向きな構想を提案した」「アメリカがイランの信頼を勝ち得ることができなかった」としています。
こうしたなか、ウォール・ストリート・ジャーナルは、トランプ氏がイランとの交渉の行き詰まりを打開する手段として、限定的な攻撃の再開を検討していると報じました。複数の当局者の話として伝えたもので、地域のさらなる不安定化や軍事作戦の長期化を避けるため大規模な軍事攻撃の可能性は低いとしていますが、依然として情勢は緊迫しています。
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