私たちが日ごろ目にする世界地図ですが、アフリカの国々から「実際のアフリカはもっと大きい!」という声が出ていて、国連の場で世界地図が論争になりそうな事態となっています。
こちらは日本も含め、世界中で広く使用されているメルカトル図法の地図。この地図では、北米やヨーロッパのように緯度が高いところでは距離や面積が拡大されます。ところが、低緯度のアフリカや南米は縮小されてしまいます。このため、アフリカ諸国からは「アフリカ大陸の実際の大きさを反映してほしい」との声が出ています。
そこで採用を求めているのが「イコールアース図法」。この図法では、国や大陸などの実際の大きさが示されます。
例えば、「メルカトル図法」では、アフリカ大陸とグリーンランドがほぼ同じ大きさに見えますが、「イコールアース図法」で見るとこの大きさ。実際の面積はアフリカ大陸の方がおよそ14倍大きいのです。
日本はどうでしょうか。「メルカトル図法」では、日本が小さい島国に見えますが、実際はこちら。ドイツやイギリスよりも大きいことがわかります。
アフリカ諸国では「メルカトル図法」によってアフリカが小さく見えることで、教育や報道、政策の中でアフリカを過小評価する要因になっていると指摘しています。
トーゴ ドゥセ外相
「旧植民地支配国も含め、各国にはこの取り組みを支持する必要があります。なぜなら、これは科学的真実だからです」
アフリカ連合は今年初めに「イコールアース図法」への切り替えを進める決議を採択していて、トーゴは9月の国連総会に向け、国連加盟国に求める決議案の準備を進めています。
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