ドイツ・ベルリンの地元警察は、性的少数者のイベント参加者などに車で突っ込むなどして30人を死傷させた容疑者を逃走先のベルリン北西部で射殺したと発表しました。
地元警察などによりますと、射殺されたのは、ドイツ国籍のアブドゥル・バルート容疑者(21)です。
アブドゥル容疑者は25日、ベルリン市内で行われていた性的少数者らが権利保護などを訴えるイベントに車で突っ込み、持っていた刃物で周りにいた人を襲って1人を殺害、29人を負傷させた疑いがもたれていました。
事件後、警察は逃走したアブドゥル容疑者の顔写真を公開し捜索を続けていましたが、26日、ベルリン北西部で発見。容疑者が刃物をもって襲い掛かってきたため射殺したということです。
アブドゥル容疑者は去年、過激派組織「イスラム国」に参加しようとしたとして逮捕され、執行猶予付きの判決を受けていました。
この事件を受けメルツ首相は犠牲者を追悼する礼拝で「テロという毒が社会の中でさらに蔓延することを決して許しません。我々は社会の自由を守り抜きます」とコメントし、団結を呼びかけました。
警察は、車の助手席に乗っていたとみられる男も拘束していて事件との関係を調べています。
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