ロシア最高検察庁は8日、ロシアで有罪判決が出ているICC=国際刑事裁判所の赤根智子所長らの身柄を引き渡すよう、ICCの本部があるオランダなど複数の国に要請したと発表しました。
ロシア最高検察庁が身柄の引き渡しを要求したのは、赤根氏やカーン元主任検察官、ホフマンスキー元所長ら9人です。
引き渡しを求めた理由については、声明で「法的根拠がないにもかかわらず、明らかに違法な逮捕状の発行を命じた」などと主張しています。
ICCは2023年3月、ウクライナ侵攻をめぐる戦争犯罪の容疑などでロシアのプーチン大統領に逮捕状を発行。
これに対し、モスクワの裁判所はプーチン氏らに違法に逮捕状を出したなどとして、欠席裁判で赤根所長やカーン氏らに最長15年の拘禁刑を言い渡していました。
一方、オランダはイェッテン首相がICCを擁護する立場を鮮明にしていて、実際に引き渡しに応じる可能性は低いとみられます。
ICCをめぐっては、アメリカのトランプ大統領もICCについて「邪悪な集団」と批判し、今年8月に赤根所長への制裁を発表するなど、圧力を強めています。
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